Nicotto Town



昔は朝食はパンだった。


私の子供の頃にパンが出て来て。
給食もパンだったんだけど、
大人達がこんなおいしい食べ物が在ったなんてと感激。

所が給食の角食の時にまるで罰の様に端っこだけがあたって
時間内に食べれなくて其のままランドセルに入れて帰った。

帰り道に野良犬が匂いを嗅ぎつけて尻尾を振りながら付いて来る。

石をぶつけても少し離れるが離れながらも付いて来る。

とうとう家まで付いて来てわけを話すと何か理由があるとの事。

ランドセルの中の残した給食のパンを発見されて
其の犬に上げようとすると絶対にあげてはだめだとの事。

最後まで面倒を見れないのなら期待させる様な行動を取ってはダメだと
教えられた。

其のせいか、ストーカー被害に在った事が無い。

思わせぶりな態度は取らない。
期待させる様な態度は取らない。

お蔭でアッシーもメッシーどころか、取り巻きもできずに
其れで居て今から考えると殴りたくなるような男の3重の輪の端っこを
うろついて、其処からもはじき出された経験あり。

プライドプンプンのタカビーにも成れず
ツンデレなのかと思って近づいて来た男に
其れも無いのかと言う長々とした嫌味を言われたりもした。

意地を張ってる様でも無いし、いったい最終地点をどこに
置いているんだ?と聞かれても・・・・。

憧れのスターとか、胸がときめく様な男はいなかったのかと
聞かれて、しっかりと居たんだけど、言えなかった。

居たんですよ。
アラン・ドロン様です❤
今から考えると日本にはいないよね。
当時の周りにもいない。

で、あの野良犬に一時余ったパンを上げてはいけないと言うと
教えが効いて来るんですよね。

で、女子が男子の要請でどこまでもフツーの態度の私の謎を解く。
で、現実にそんな者はいないんだと。

白馬に乗った王子様が迎えになんて来ないんだと。

で、今でも覚えているけどね、教授か、助教授か、講師かは忘れたけど
噂を聞きつけてね。
「花の命は短くて・・」とか何とか、気が付いた時は叔母さんになっているよと
其の時現実が解っても今なら手が届く人も手が届かなくなっているよと。

男の教授か、講師か、助教授か、だったけど。

まあ、目が覚めたけど。
で、見渡したけど。
其れでもお前は選ぶもんかと、目が覚めると同時に傷ついて居て
思ったんだよね。
確かに目は覚めたけどね。

う~ん、だからね、恋愛しない人の気持ちも解るけどね。
だからと言って傷つく言葉も言えないしね。




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