この春おでかけしたい場所
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2016/04/01 17:28:42
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実は、5年前の3月11日に、ご両親の介護のために故郷の岩手県水沢市に帰郷した
知人が先月亡くなり、バツイチだった彼も地元に帰ってから知り合った方と再婚していて、
奥さまから訃報を受けたのですが、今月はその方のお墓参りや一緒に遊びに連れて行って
いただいた思い出の場所に行ってこようという話があるのです。
東日本大地震のときには新幹線の中で、しかもトンネルの中で被災したとの話。
何時間も暗闇の中で、JRの指示に従って、大勢で難を逃れた話も聞きました。
「日本の新幹線はすごいよね。脱線しないものね」
などと、わたしもツレのゆめんちゅうやこちらからの友人とともに再会して一緒に話して
いたのが、その年の8月でした。
ご両親も病院に入院させたり、施設に入居する手続きをしたり、ひと通り落ち着いたとの
ことで、ボランティアなどの活動を手伝っていて、これから何をしようかと考えているような
話でしたが、「近頃、長い時間飲んでると喉が涸れてくるんだよ」と言っていて、
「病院の検査では特に異常は見当たらなくて、お酒もタバコも今まで通りでいいんだって」
と話していたのでしたが、その後、喉頭がんが見つかり、手術前には、
「声を失うので、これからはメールのやり取りにしてください」
と、覚悟を決めた内容でした。
翌年の9月に、また再会。
「ノースジャーニー2012」という音楽ライブイベントで、100人のミュージシャンとともに
リアスの街を訪れたときに盛駅前のイベント会場と大船渡屋台村の会場に地元のお友だちと
来てくださったのです。
そして、簡単な筆談とジェスチャーとを交えて一緒にお酒を飲み、我々の部屋に泊まり、
翌朝、帰宅していきました。
その後、毎年開催されている「ノースジャーニー」イベントにはわたしは行かれず、
彼は毎年顔を出してくれて、毎回岩手に行っていたゆめんちゅうとは会って賑やかに
歓談(酒盛り)していたようす。
彼自身も時には茨城に帰ってきて、ゆめんちゅうのお店に寄ってくれたり、寄らずに
岩手に帰ったりしていました。
昨年、がんが再発して、肺に転移しているとの話を聞き、再手術を受けた話を聞いて
いましたが、この3月にホスピスで穏やかに亡くなったそうです。
ゆめんちゅうたちのような、男同士のお付き合いの中にはいまいち入っていけてなかった
部分も大きかったのですが、いつも前向きに笑い飛ばしてお茶目に力強く生きていた
彼のご冥福を祈りたいと思います。
わたしが居酒屋をやっていたときからの常連さんで、灯油を買いに行くのに車に乗せて
行ってもらったことや茨城の酒蔵をみんなで訪問したことなど、さまざまなシーンが
温かく思い出されます。かれこれ12~3年前からですね。
わたしの会社勤めもどうなることかわからず、今月は岩手に旅できるといいなと思って
いる最中です。
ありがとうございます。
うーん、若いかどうかはちょっと微妙ですが、還暦をいくつか過ぎた程度の年齢だったので、
いまどきの寿命からしたら、まだ若かった方ですかね。
いつもは結構「なるようになる!」的な太っ腹な部分がある方だったのに、
最初の手術の時には、さすがにずいぶんと覚悟を決めた(ある意味で遺書のような)
内容のメールでした。
それでも、日本の現在の高度な医療技術に身をゆだねれば、手術自体は大したことではないから
とも、繰り返し言ってましたが。。
頑張っていたのに残念です。
ご冥福をお祈りいたします