Nicotto Town



困った80'sギター本


私の世代は音楽業界と出版界の主要ターゲット。時々ヤラレてしまう。
昨日買ったのは『Guitar around the 80's』という80年代ギターの大特集本。
これはマズイ。いやヤバイ(いい意味で)。リアルタイムで知ってるヤツばかりだ。

自分のブログでもこの当時のギターを特集して記事を書いたりしてます。
でも、中古楽器屋と専門家の総力をあげて作ったこの本はケタ違い。
数々の秀逸楽器やバカギター、ゲテギターがフルカラーで並ぶ。ヤバイ(今度は否定)。

自分だけが知っていると思っていたものが世間に知られてしまう。
みんながこのカッコ良さを知ったら、人気が出て相場が上がるかもしれぬ。困る。
まあ、マニア共通の不条理な悩みでございますね、どの分野でも同じです。

バブルに入る前の一時期、国産ギターのクオリティは非常に高かった。
モノにもよるが、定価5万前後でも凄まじい手間がかけられているのです。
現在、このクオリティを求めると、最低でも15万くらいになると思います。

もちろん手工製品だから当たり外れもあり、程度も様々です。
中古業界はこういうムックでマニアを刺激して、まず1本買わせて、
その後の修理や修復で持ち主がお金を掛けることを狙っているわけです。

さて私は今日お休みなのです。早起きしたのです。お茶の水界隈に行くのです。
何をしにいくのか。お分かりですね。見るだけです、見るだけ。古書も見るし。
もちろんお財布にお金を入れず。ギター1本持って。眺めるだけ。

……私は無事帰ってくるだろうか。アヤシイ。2本に増えるのか。
家族争議を避けるため、持っていった1本を下取りに出すのか。
出物をまとめて買うことになるのか。アー辛い。アー楽しい。この本のせいだ。





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