Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


別離~海岸線にて~


今日も朝が来た
昨日までの事なんか知らないように
まるで月からのバトンを落としたように
太陽は素知らぬ顔をのぞかせる
でも私は空を見上げない


もう一度会いたいと思って
あの浜辺に行ってきた
でもそこにはいく組のカップル達と
子供達の歓声が
私を一人にする


どこに行ってしまったんだろう
二人の心は
あんなに愛し合っていたはずなのに
繋いでいた手が
緩やかに離れて行った


もう誰も愛せないかもしれない
そんな感情が襲ってくる
それほどの人だったのか
そんなに入り込んでいたのか
今となっては分からないけれど


あなたには行くべき道があった
そこに行かないと自立できなかった
「ついておいで」と言う言葉が欲しかったのに
それも許されなかったのね
もう何もかもお終いなんだわ


風が吹いてきてこの身が冷えるのを感じる
冷えるのはこの身だけじゃなくて
心もをうだけど
また明日も朝が来てその後も来る
私はいつまで信じられるだろうか

#日記広場:自作小説

アバター
2016/03/18 14:37
私の周りに、失恋した後、側にいてくれた男性と結婚してしまったカップル、3組あり。
まぁ、そんなもんでしょうね。
アバター
2016/03/17 19:41
別れた後はもう誰も愛せないなんて思って
そう思いながらも数ヶ月もすると
まただれか好きになっちてしまうのは節操がないのでしょうかw



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