サービス付高齢者住宅
- カテゴリ:日記
- 2016/03/07 16:36:39
現在、高齢者向け住宅に独り住まいの義母ですが、4月よりサービス付き高齢者住宅
となる為、相違点などの最終説明が義母の部屋で個別に行われました。
義母も80歳近くになりますし軽い認知症があり服用している為、主人が同席しました。
現在の家賃は6万円だそうですが3月で国からの補助が切れる為、4月からの家賃は
9万円ほどになるようです。
そこに食事やらのサービスを付けると金額がどんどんと膨らみ、去年と今年の始めに
行われた合同説明会では月々の支払いが14~16万円になると内容でした。
入居者は独居で年金生活の方ばかりですから、上記の説明会は荒れ模様
だったようです。
「最初から説明してくれたら入居しなかった」
「説明があったかもしれないが、皆…年寄りばかりなのだから、よくよく説明してくれないと
説明がないのと同じで、今 初めて聞いた。寝耳に水だ」
といったことを発していたそうです。
早い方では年末までに、遅い方は今月中に近隣のアパートなどに引っ越し
16部屋のうち12部屋ほどが埋まっていた高齢者向け住宅に残ったのは
母を含め5人の方だそうです。
次々退去していく様を見ていた義母は度々不安を口にし、その度に
「私も出て行く。〇〇さんが今なら隣同士の部屋に入居できるから出て行こうよ
と盛んに声をかけてくれる。この先、払えなくなったら困るし余計な金は使いたくない。
孫に少しでも残してあげたいから私も出て行く」
と、何度となく主人の携帯に電話をかけてきたり、主人が義母の部屋へ
出向くたびに上記のことを口にしていたようです。
穏やかな性格の主人はその都度、丁寧に説明をして義母もその時は納得するものの
認知症の症状もあるうえに、元々が恍けるような性格なことも手伝ってか
日を空けずに同じ内容のことを切々と訴えてきていたようです。
一時は主人も鬱になってしまったのか…というほどやつれ気味になりましたが
ようやく最終説明会にたどり着くことが出来ました
そして昨日の説明内容ですが…。
思わず「これって詐欺で訴えられてもおかしくないのでは?」と思ってしまったと主人。
2度ほど行われた説明会ではサ高住(さこうじゅう=サービス付き高齢者住宅)の
金額設定は上記の内容でした。
付けたいサービスがいくつでも付けられるけれども、金額も膨らんでいくというもの。
もちろん、望まないサービスは付けなくても良いのですが補助がなくなる分
3万円以上は確実に上がってしまうという内容でした。
それで皆さんは慌てて出て行ってしまった…という訳です。
(とてもじゃないけれども払えないと)
それが昨日行われた個別説明では今後も変わらず高齢者向け住宅として
運営されること、当初の説明では月々の支払がが12万円→14万円→16万円と
説明の度に上がってしまっていたが、サ高住にはしないので家賃は9万円ほどで
食事を付けたとしても12万円ほど、ゴミだしサポートやタクシーを呼ぶといった
いくつかのサービスは込みの家賃設定となっているので、高騰はしないという
内容だったそうです。
で、主人が
「皆さんは金額がかなり上がってしまうということで出て行かれましたが
その方々にはこの説明はされたのですか?
もしもご存じなくて、何かのきっかけでお知りになったとして『詐欺だ』と訴えれれても
仕方のない内容ではありませんか?」
と説明に来られた担当者の方に質問したそうです。
担当者の方は
「おっしゃる通りです。最終の個別説明の方にしかこの内容の説明をしていません。
ですから、出来ましたら今日の内容は出て行かれた方にはお話になられないで
いただきたい…」
と話したそうです。
実はこの説明があった日の前日、土曜日に息子と2人で義母の部屋を訪ねたのです。
1日が義母の誕生日だったものですから、好物の和菓子をデパートで買って
息子と2人で届けたのでした。
案の定、留守でしたが玄関の取手に袋を結び付けておきました。
後で電話をすれば良いかなぁと思いながら。
その時に年老いた女性の方が娘さんかお嫁さんかな?
歳の頃だとそのくらいだと思いますが、自家用車で引っ越しをされるようで
衣装ケースや扇風機といった家財道具を運び出しているところに遭遇しました。
主人から入居者はほぼ出ていってしまったと聞いていましたから、この方も
そのおひとりなのだなと思い「こんにちは」とご挨拶だけしてすれ違いましたが…。
出て行かれた方のおひとり、義母に「隣の部屋が空いているから一緒に出よう」と
盛んにお誘いして下さった方ですが、出たことを後悔していると義母に
連絡してくるそうです。
2kは十分にある部屋で、広いお風呂(エコキュート)に車イスで入れるトイレ。
そして共用の入口&廊下、フローリングのお部屋と全て段差のない作りの建物。
こういったところから段差もある入り口が坂になってるアパートに入居したのですから
使いづらさは半端ないでしょう。
「慌てて出て行ってしまったことを後悔している」とおっしゃるその方に
「『当たり前だっ!』」と言ってやったんだ、あたしは」と義母は言っているそうですが
いやいや…言えた義理ではないでしょう、お義母さんと私は言いたい^^;
息子に感謝しなきゃ…ね、とも。
その方、決してお金に苦労している訳ではないんです。
むしろ余裕があって、高齢者向け住宅に住んでいる時から生活介護のサービスを
受けていて掃除や買い物も全て他人様任せ。
嗜好品はホテルオークラやらからのお取り寄せで、よく義母へも持ってきて
くれていたそうです。
それなのに無駄なお金は払いたくないとアパート暮らしを始めてしまったから大変。
主人から最終説明の話を聞いて
義母を説得し続けて本当に良かったと思いました。
さすがにこの日の説明を聞いて義母さんも「出て行く」とは思わなくなってくれたと
思いたいのですが…。
まぁ、これからも色々とあると思いますが(今後、どんな方が入ってくるかにもより
「あんなのがいるところに住んでいられない」と義母が言いだすかもしれませんから)
その都度、丁寧に説明をしていくしかないのだろうなと思っている次第です。
仕事柄、裏事情が甲斐間見えたのかもしれません^^:
義母には慌てて出てしまわないようにと今後も言い続けないと…です。
もしも今後、やはり出たい言いだすようなら…そして今よりも体が動かないのなら
有料老人ホームや介護付きの住宅へ引っ越すことを考えるしかないかなと思っています。
自分もいつかいく道ですから、情報を集めながら出来るだけ失敗のない選択を
していければいいのですが。。。
都心は高いそうですね。
ですから、東京のケアマネさんが栃木県内で探した方が早く見つかるだろうし
お値段的にも助かりますと言って下さったのがわかりました。
お父さんが入られていた特養は13万円でしたか…。
母がお世話になっているところはその半額です。
こんなにも違うんですね…特養と名の付く施設でも。
13万円だと父が入所している有料老人ホームと2万円も違いません。
正直、13万円の特養だったら母を入れてあげられなかったと思います><
今がギリギリですが、春から父が入所する施設料も少し値上がりすることが
きまっています。
これから先も少しずつ値上がりしていくことを考えると頭が痛いです。。。
お父様、良かったですねっ^^
テニスですか♪お若い!!
施設は金額設定やハード面も大事ですが、ソフト面の充実と携わる方々が
どのような方かにもよりますので、一見しただけではわからないというのが
正直なところです。
ですが、出来るだけ詳しく説明を聞き決めていかないと今回のことのように
ならないとも限りません…。
正直、びっくりしています。。。
うちも…です^^;
私達が負担しなければならないのであれば絶対に入居は無理です。
と言っても同居も…。
元々は15年間していたところ、義母が飛び出ていったのですが
元の鞘に戻るのは難しいところです。
子ども達に少しでも迷惑かけないように、と同時に娘に息子のことでも
経済的な負担を強いらないでいられるようにしなければ…><
そんなものなんでしょうか、世の中。
旦那様、えらいわ。
多分、仕事柄、勘が働いたのかもしれないですね。
先日、3ヶ月ぶりに(娘のお雛様を見に)義母に会ったら
「嫁さんと私がよく似てるって言われるのよ」とニコニコしながら
結婚当時の話をされ
正直、心配になってしまった・・・
義妹、義弟が同居してるから、大丈夫と思いつつ。
お義母様の件、私の伯父のことで昨年検討してただけに、、、しゃきっとした業者さんに出会うのが難しいことと、自治体の良し悪しの格差が大きいことも含めて、考えさせられました。。。
うちは主人の母は一人暮らしですが、ごく少ない年金と蓄えもそんなに高額ではないので、高齢者住宅となると私たちが負担することになります。うわあ絶対無理っって思いました^^;
ノイバラさんは都心にお住いでしたが、親御さんもそうでしょうか…?
ご希望される居住施設に入れると良いのですが。
ご心配は尽きませんね。
私の実家も下町でして、そちらで老人ホームの類を探して入居させるのは至難の業だと
ケアマネさんに言われました。
多くの方を地方の施設へご案内したそうで、妹さん(私のことです)が栃木県にいらっしゃるなら
そちらで探した方が入居しやすいことと、値段も地方の方がお安いlことを説明され
1年かけて探しました。
ですが、地方でも入居待ちなのは変わらずで…特養は100人待ちが当たり前でした。
たまたま新設の特養に運よく母は入居でき、同じ系列の老人ホームに父も入れたのは
本当にラッキーだったと思います。
他人ごとではないです。
こんなことがあるんですね。
でも、私たちのところでは、
高齢者用住宅に入れるかどうか・・。
受け皿が少なすぎるのです。
結局自宅で看ることになりそうで、
頭が痛いです。
そうですね…そういうことも必要になってきますね。
出て行かれ方のなかには説明を聞く度に金額設定が違っていき(しかも高くなっていく)
その上、管理を任されているという方の態度が気に食わないから出て行く…という
理由の方もいらっしゃったそうです。
任された方も初めての経験で上手く説明ができず、結果こじれてしまったようで
何とも気の毒な話ですよね。
いつもありがとうございます^^
特養や有料老人ホームの設計を過去にしたことがあり、多少事情に詳しい主人が言うには
「俺が思うには、サ高住の許可を取るには既存の部屋にスプリングクーラーを取りつけたり
といったことなど、お金も手間もかかることをやってからでないと許可が下りない。
だから結局はそこまでのことはしたくはないということもあって、サ高住にせずに
今まで通りの高齢者向け住宅で経営していくことにしたんじゃないかなぁ」
と言ってました。
金額設定の説明の段階であれだけのひとが大騒ぎをしてでていったこともありますでしょうか?
それならばお金をかけずに人集めしたほうがいいとでも思ったのか???
説明した、しない、の水掛け論を避ける上でも。
早まって出ていかないで良かったです。
旦那さんのおかげですね。
それにしてもひどいな・・・・。
住んでいる場所によって入居料金に多少違いはあるものの、サービス付高齢者住宅となると、それなりの費用がかかるのではないでしょうか?出ていったことを後悔していると義理のお母様に連絡をされても、本当に困ってしまいますよね。こういうことがきっかけで、認知症の症状が進む場合もあるので、ご主人さん、本当に自分のお母様のことでも、奥さんに任せっぱなしの人もいると聞いたことがありましたが、しのみぃさんを困らせないように、説明をしてあげていくということは、本当に気長さも必要ですので、本当によくやってらっしゃると思っています。
でも、普通は、サービス付高齢者住宅なので、そうとうの病気でもして入院にでもならない限り、出なければならないということはないと思いますけどね。それとも契約書によって違うと思いますので、認知症の程度が進んだからそこで
暮らしていくのには無理があるからでしょうかね?現金を持っていて、事務費とか色々と施設費用とかが負担できるのであれば、その人出ていく必要もなかったのかもしれないのですが。契約書を見たわけではないので、無責任なことはかけないですが。
ご主人さんもしのみぃさんも色々と大変かもしれませんが、体に気をつけて下さいね。他人ごとでないのでつい訪問してしまいました。
それにしても なんだかおかしな話ですね
先に出て行かれた方は 損をしたということでしょうか
人数を減らしたかったのかしら?
本当 詐欺まがいの話に思えてしまいます