カメラ馬鹿の独断カメラTPO
- カテゴリ:日記
- 2016/03/06 22:23:07
デジイチは7台ある。曜日というより気分で使い分けてます。
以前も書きましたが、愛人が7人いるのと変わらぬわけですよ。
しばらく音信不通だとご機嫌損ねるし、使い続けるとスネるし。困ったものです。
仕事がらみだと結果が重要なので、AF、高画素、人が綺麗に写るのが重要。
あとは色を妙に強調しないことでしょうか。ブラケット撮影や連写も使いますねー。
こんな日はペンタのK-x、またはキャノンEOS-kissX2。古いけど十分な能力。
紅葉の季節は神仏に誓ってニコンD40と60年代のオールドニッコール。
私にこれ以上の組み合わせは考えられない。本物の紅葉より紅葉っぽく撮れる。
D40は低画素なので手ブレが目立たないのもウレシイ。
山に分け入る場合の本命はミノルタαデジタルスウィート、ミノルタAF単焦点つき。
ロッコールはコーティングのせいか、緑の出方が独特で、薄日の林を上手に写す。
その色調は50年代からどこか首尾一貫しているように見えるのです。
街歩きは文句なしにペンタK100D、M42の古いタクマーを持っていく。
だいたい35mm、花は50mm、ときどき28mm。
あと安レンズだがコシナ24mmは絞るとバカにできない写りなので重宝です。
オリンパスE-420は姿がカワイイ。気軽に持ち出せる。ズームは似合わない。
単焦点を持ってないので、インチキなボディキャップレンズをつけてモノクロで撮る。
これがブローニー版二眼レフの写りに見えるときがある。面白い。
パナのDMC-G1は古いけど非常にまじめなカメラだと思う。写真への愛があるカメラ。
手ブレ補正の入ったレンズを持っていないが、拡大ピント合わせが便利すぎ。
近所の寺を眺めるときにはM42の24mmをつけて持っていく。広角欲しい。
同じレンズをつけて7台を比べたことがあります。まー驚いた。全然違う。
どれが良い悪いという話ではない。そのカメラにはそう『見える』のである。
黄色がコッテリ、赤が上品、空が爽やか、陰影が豊か……これが選択基準です。
さて実はまた1台、いや2台買いたいと思っております。バカです。
デジイチはペンタK-5が大変お安くなっているので狙っている。
コンデジはフジのXQ1かXQ2。フィルムシミュレーションを使いたくてたまらない。
でも迷っている。K-5より単三使えるK-50のほうが私向きかもしれぬ。
XQではなく王道のソニーRX100も捨てがたい。レンズが尋常ではなさそうだ。
あ、ニコンD5000シリーズも安いんだよな、ペンタQシリーズも可愛いし……。
困りました。増えたら10日周期のローテーションが必至。しかもフィルム機もある。
実はライカⅢcも相場が下がっている。これもいつかは買いたい。エルマーつけたい。
カメラスノビズムここにあり。中古市場底辺を支える私を表彰しなさいカメラ屋さん。
そうなのです。私にとって写真は二の次、カメラが好きなのです。邪道です。
真面目に画質や構図、メッセージや精神性を追究なさる達人の敵です。ゴミ画像量産型です。
でも楽しいのです。精密機械としての腕時計やカメラに憧れた世代だからかもしれません。
幼いころ、近所のオジサンが暗室を持っていて、そこでモノクロの現像や引き伸ばしを教えてもらいました。
現像液の濃さや時間、洗い流しや定着、紙の種類……そのあたりが基本になっているかもしれません。
また、湿式のコピー(青写真というヤツ)や印刷機にも子供のときから触れていたので、その影響も。
QV-10は一番古い民生機なんですね、その時代からお使いとは、凄いキャリアですね。
デジカメ嫌いの私が初めて買ったのは、コニカのレビオC2、次がペンタの初代オプティオでした。
オプティオの300万画素で「ヒエー!」と驚いた記憶があります。
フィルムは、自店で現像してくださるプロラボレベルのお店を確保しないと楽しめない時代のようです。
きちんとしたフィルムをきちんと現像してきちんと引き延ばす。これに現代はコストをかけられないようです。
ですが、ブローニーや645で撮ったリバーサルのアタリの画像というのは記憶に鮮烈です。
レンズについても素人なりの基準、偏見と思い入れだけで使っています。
金属を撮るならドイツのクセノン。マミヤのセコールは陳腐という人が多いが、私は精細で好きでした。
貧乏人のズミクロンと言われたリコーのリケノンは色のバランスが好き。キャノンのハーフ版レンズは優秀。
これらは主観100%でして、色々使ううちに、ナントナーク自分なりの尺度ができたみたいです。
だから大概のものを楽しめます。デジカメ欲しくなっちゃうのは、新たな驚きに出会いたいからだと思います。
本日も中古相場を定期チェックして過ごそうと思います。
素晴らしいカメラ愛ですね^^
古いカメラやオールドレンズも味のある画が撮れたりするので
奥が深いですよね。
私はデジタルに関しては、QV-10から使ってるので
それなりのノウハウは積んでいる(つもり)なのですが、
フィルムの方の知識は、ほとんど皆無に近いので
その奥深さを味わうことができないでいます^^;