ブランコ
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/03/03 01:18:45
ちょっぴり寒い3月の日曜日
公園は少しずつ緑を広げている
あの時あなたが押してくれたブランコは
今は止まったまま寂しそう
あの時の笑い声は
何処へ消えて行ってしまったの
ねぇ
あの時と同じ空だよ
ねぇ
あの時と同じ風だよ
私はブランコに座り
大きく深呼吸をした
こんなにいっぱい
光は満ち溢れているのに
瞬間
青空が涙で崩れた
別れ・・・
3月の春のスタートにはふさわしくないかも
夜・・・
子供たちが去った後のしんとした公園で
そっと背中を押してあげた
その時は同じ方向を見ていたんだよね
暗がりの重さなんか感じなかった
なんて・・・
でもこれで
新たな出会いが始まるんだよね
https://www.youtube.com/watch?v=eGu0NqeuKrs
ふれあい・・・って感覚は
いつまでも残っているものです
あの時はあの時
今は今
先へと進むために
道は用意されているのかも
ミー様
離れていく距離の感覚も解ります
同じ方向へ進んでいても高度が違ったり
スピードが違ったり・・・
別れは寂しいけど
新たなる始まりでもあります
やっぱ先へ進む事かな^^
前に進むために迫られた別れは私にも経験があります
目をむけている方向や進む方向は必ずしも人と一致するわけではないので、どうしてもだんだんと距離はできてくる
進むためには必要な別れもある。と私は考えますがそれでも別れは寂しいものですよね
って思い出があったかくて
ちょっとだけ切ないね
背中を押されて
歩き出した風景に
その人がいない
引き換えに手に入れたモノは
前を向く勇気かな