先週、皆さんの伝言板などに書き込みをしました。

「まず動画。http://www.liveleak.com/view?i=700_1455800242

ビーチに迷い込んだ赤ちゃんイルカ。興味本位で自撮り。その後脱水症状で死亡…。国内外から批判の声が殺到」

アルゼンチン、ブエノスアイレス州サンタ・テレシータのビーチでの出来事です。

ニコ友の紗々美さんとの伝言板のやり取りの中で気付いた事を書きます。

欧米人て殺生は、動物は×で、魚は〇で、木・花は×。と言う価値観て不思議だよね？

江戸時代末期、欧米（特に米国）は石油が採掘され始まる直前、灯り取りの為だけに、鯨油だけ採って、残りは海洋投棄…。

それに対して、鯨を日本は食用他余すと事無く全て利用したんだよ？捕殺後は、ちゃんと供養もしたし、供養塔もある…。

放生会（ほうじょうえ）も行ってきたんだよ？放生会とは捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式なんだ。

奴ら散々採ってきたのに、今や日本だけ悪者。鯨・イルカ（地方限定だけど）食べるんだから！私は鯨ベーコン大好きだよ！

だったら、韓国・中国じゃないけど、過去に遡り、謝罪しろってぇ～の！鯨・イルカに！今更、ふざけんな！つぅ～の！（ごめん！言葉が過激になっちゃってます。）

あと、私のブログ『今日（１／４）のＮＨＫの２０時の番組は中途半端』の中で、浅く紹介したけど、

「ちょいと、脱線。最近は、『デスゾーン』の意味合いは、エベレストでの遭難者が、集まる場所（雪崩で流されてか滑落して止まる場所。）の方が有名になっちゃいましたね。参考サイト　http://matome.naver.jp/odai/2137211384872018901」

と、書きましたが、ちょいと書き足します。日本では、遭難した際に、懸命に捜索しますね（海でも山でも災害でも）。そして、間に合わず落命…。それでも、御遺体を回収し、きちんと弔います。

私が山小屋で、働いて頃の実例を話すと、正月鹿島槍・山頂付近で、遭難・滑落事故が発生し、一週間程捜索。見つからず、捜索打ち切り。２０００万円かかり、その後の捜索費用が出ず、（山岳ガイドなど、民間人に支払う金額は一日当たり、冬季３万円テント泊を伴えば＋１万円。夏季でも２万円。

搜索に使う民間ヘリは、ワンフライト・１時間で１００万円程。莫大な金額になります。いつでも、警察官・自衛隊は使えませんから。（無料だと思います。）ちなみに警察官に支払う、捜索時の際の危険手当は、わずか一日９００円…。今は１０００円位になったかな？）　あとは、所属山岳クラブで、代わる代わる捜索。

ほぼ、毎週の様に入山。もう疲労困憊でした。ようやく、７月末に遭難者の遺品が残雪中から発見。付近を捜索し雪が消える９月初旬に御遺体を発見・回収。

この様に、必ずと言って良い位、御遺体を回収します。親族の元へお返しする為に。どうやら、欧米人は、エベレスト遭難死亡者に対する扱い（遺体を回収しない）から見ても、死んだら人でもタダもモノと言う価値観？なのかな？と。

そう、私の言いたい事は、ただ単に赤ちゃんイルカが可哀想！ではなく、生き死にの感性の違いを訴えたかったんです。（よく考えてみれば、伝言板じゃ無理ですね。）

興味本位で身勝手な欧米人！イルカ漁ばかりを取り上げ、供養している所は取り上げない…。これじゃ、世界中の人達は間違った情報を受け取る事になる…。と。日本人の生命倫理観を疑われるかと。

（でも、最近は、失われつつあるのかな？幼児虐待とか少年犯罪とか頻繁にあるし…。）

色々と調べてみると、

「ロシアで捕らえたニャンコに爆竹を巻きつけて爆破する」
「中国で生きたワンコを熱湯で茹でる」
「娘を攻撃したという罪でワンコ（ピットブル）を射殺を射殺」
「スペインで少年たちがニャンコを空高く蹴りあげて殺害する」
「前足と後ろ脚を縛ったワンコにガスバーナーで火を付ける女」

などなど、動画がアップされてます…。赤ちゃんイルカの動画～のレベルではありません。酷すぎます。

勘違いされていた方もいらっしゃたかも知れません。言葉足らずでスミマセンでした。m( _ _ )m