Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


追憶


消えてしまった恋を追いかける
でもそこには何もない
楽しかった時間も
悲しかった瞬間も
忘れようと言うのに


「もう一度やりなおそう」
そんな言葉が欲しかった
でも一度ひびが入ってしまったら
貼りあわすことはできない
それはわかっていた


こぼれてしまった恋のかけらを
一つ一つ拾いあげて
でも隙間が埋められなくて
そこから思い出が入ってくる
もういいと言うのに


終着駅に立つ
そこから出る列車はなくて
いつまでも佇んでいても
椅子には座れない
だからあなたにはもう会えない


失った恋を悲しむのは
私だけだろうか
あなたは何を思っているのだろう
私と同じだと信じたいけど
行く末は分からない


歩き疲れて立ち止まれば
あなたの手を欲しがる私の手
もう来ないのよと伝えても
ききわけがない
本当は私もそう思っている


さようならの風が吹く
やがて暖かな季節がやってきたら
この想いも飛んで行くだろうか
春一番にのせて
解き放たれた心を乗せて

アバター
2016/02/18 09:11
リビーディアートさん
どこかで恋をしてるかもしれませんよ。
ただ気付かないだけでね。
アバター
2016/02/17 17:01
生れ落ちたときからもう恋なんてしない(できない)と誓って、生涯恋らしい恋もできず誰にも愛されることなく、ひとりぼっちではや半世紀以上生きてます・・
ああ、恋がしたいお!w



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