ささやき春
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/02/03 10:18:10
雲が太陽に目隠しをしたが
光はそれに負けていなかった
だから新雪は
木漏れ日に輝いていた
雪を被る針葉樹の強い緑に
明日の力強さを感じる
私は歩き始める
深く足跡を付けながら
どこまでも続く
白い世界の中へと
白く抜けていく
息のはるか先まで
雪の香りがする
しんとした静寂の中
ああどこからか少しだけ
あなたのささやきが聴こえた気がした
目隠しシリーズ?の冬バージョンです
ちょっと書いてみました
心の想いは
雪をもとかすのかも・・・^^
我が家の紫蘭と花の咲かない桜の木は芽吹いています
春の声がちょっぴり聞こえてきます
物置の上で日向ぼっこをしている裏のニャンコ
目を細めて気持ち良さそう
でも今日の夜は冷えてきました
冬と春との綱引きは始まっています
夜風様
雪の中は暖かい・・・
一瞬かまくらを思い浮かべました
雪の降っている時、天を見上げると
白い物が無数に舞い下りて来るのが見えます
音をたてずに静かに着地をするように
そっと降りてきます
そんな時です
何処からともなく音が聞こえてくるのは・・・
花粉が飛ばなければ春は最高なのにね
真っ白な雪に覆われた大根やネギは
普通に収穫する時よりも甘くてみずみずしくなるとか^ ^
日常の雑音の中では聴き取れない音もある
静かになってこそ初めて聴こえる音もある
余韻があってとても素敵ですね。。力強さと繊細さもあって。
ゴーグルをつけないと目に豆が当たりそう
でも、それは昨日か?
そうですね雪の日は妙に静かです
余計に違う世界が広がって見えるようです
雪を見ながら煎餅をかじる音とか
お腹が空いた時のお腹の音とか
まじめに春の音ってどんな音なのかな
ん~想像しちゃいます^^
光が目に眩しい…
ゴーグルを付けなくては… って春スキーあるあるですねw
雪が周りの音を吸収するから
いつもは聞こえない音に気がつく
耳が鋭敏になる
うん 誰かの声も聞こえるかもね♪
OK!^^
次回のセカンドさんの詩を期待しています。
「新雪に私の足跡をつける」=「力強く自分の道を歩んでゆく」
「春の気配」=「輝く未来」
なのかな?
雪は降っても明るい日差しの中に春を感じているんですね。
少し、詩がわかってきたかもしれません。
セカンドさんの「あなた」は「マドンナ」だけではなかったのですね。
まだ夢子は詩を書くことができませんが、
いつか書けるかも・・・。
ん~
あまり深く考えない方が・・・
この詩の文の四行目からの
主語?は私と思ってください
自分の息と雪を踏みしめている音しか聞こえない
そんな冷え切った白い世界を歩いている私は・・・
雪の中にいるにもかかわらず
ふと何処からか春の気配を感じた・・・
つまり、あなたは「春の気配」です
たとへ雪が降っても
春は着実にどこかに姿を現してきます
木の枝に見える萌木色の新芽とか
いつもより湿った雪とか・・・
でも「マドンナ」と解釈しても良いと思います
三分の一はそんな気分で書いていました^^
冬の白い冷たい雪の世界に感じる
一瞬の暖かさは母なる女性以外の何者でもない気もします
こんなもんで
いかがでしょうか?
???
「ああどこからか少しだけ
あなたのささやきが聴こえた気がした」
の部分がわからないです。
なんで新雪に「あなたのささやき」が聴こえてくるのか?
あなたは「どなた?」ですか?
考えなくていいのかな?
それぞれの人が想う「あなた」
セカンドさんの想う「あなた」は「マドンナ」?
わたしの想う「あなた」は「森の精霊」?