candy
- カテゴリ:小説/詩
- 2008/12/24 07:12:29
君との時間が
限られているものだって分かったら
急に寂しくなったんだ
今まで甘えてばかりで
それでいいって言ってくれて
優しくしてくれた
でも恋とかじゃなくて
文字だけのやりとりは
ただ楽しいだけで
そんな時間が
もう長くは続かないって分かったら
急に悲しくなったんだ
でも分かってる
私は寂しいだけ
だから好きだなんて嘘は言わないよ
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この時間を失うって分かったら
急に泣きたくなったんだ
君に甘えるのは心地よくて
優しくしてくれるのが嬉しくて
もしかしたら惚れてたのかもしれない
でも
君にはもっと似合う人がいるはずだから
告白したところで
君が疲れてしまうのは目に見えているから
君との時間が終わった後に泣くのが怖いから
少しずつ
少しずつ
距離を置こうと思うんだ
キャンディを我慢するみたいに さ
でも、何かの理由で失くしたとしても、その人と出会えて良かったと思える、
そんな生き方ができればなぁ・・なんて思う今日この頃です。
私には、まだまだ難しいことですが。
ゆったりと眠って、疲れを癒してくださいねー
私が未だにこの『時間と居場所』が怖いからなのでしょうか…?
誰かに頼って、その後、何かの理由で失くすかもしれないと思ってるから…。
それでも私以外の誰かにとって安らげる、私にとっても安らげる、
後から優しい気持ちになれる、そんな関係が確かにあるのも知っているのに。
と、ふと考えて、複雑な心境になってしまいましたが、
おかげで少し『今は疲れているのかも…眠らなきゃ』っと思えました。
難しいことは分からないけれど、
僕が誰かと繋がっていて、その誰かに影響を与えられるというなら、
僕はいつでも優しい気持ちで、朗らかに笑っていたい。
そんなことを思いました。
月さんへ
これが恋心というものなのか、私には分からないのです。
ただ寂しさを埋めるだけでは、恋とは言わない気もします。
恋ってなんだろう。恋愛ってなんなんだろう。
スイッチのように切り替えられない人の心
たゆたい、徐々に移り変わっていく・・
それゆえに、惹かれるのかもしれません。
不思議です。
文字と絵に恋してしまうんでしょう。
デジタルとアナログ
オンとオフしかない デジタルの世界
水道の蛇口をひねるようなアナログの世界
恋もスイッチを切るように切り替えれればいいのにね。。。
量子力学の話。
「粒子もつれ」という現象があるんだ。
いったん関係したふたつの粒子は、その後、
何億光年離れたとしても、
何億年の時を経ようとも、
片方を観測したとたん、
もうひとつの粒子にも影響を与えてしまうんだ。
瞬時にだよ。光速の壁など関係なく。
そんな現象が、いま盛んに研究されてる。
ボク達の身体だって、もしかしたら心の働きだって、
すべてに粒子が関係してる。
ボク達はいったん出合ってしまったんだ。
たとえ、電子の網を介してだろうと。
だから、ボク達の間に、どんなに距離が開こうとも、
どんなに孤独な時間が流れようとも、
ボク達は繋がってるのさ。
現世、という、途方もなく広大な宇宙の中で。
ボクは、そう信じたいんだ。
ボクだけは、そう信じるんだ。
宇宙の果てからだって、
虚空に向かってハローっていうのさ。
そして、サンキューともね。