10代までの「年末・年始の勝負」。
- カテゴリ:日記
- 2016/01/03 11:39:52
世を忍ぶ仮の10代までの話。
当時、ミーが住んでた大分県てぇところは民放が2局しかない地域だったざんス。
他県に近いところじゃ、そっちの放送局の番組も受信できただろうけど、ミーのところじゃ映らない。
そんな娯楽に飢えたミーにとって、年末・年始の映画番組は「心のオアシス」だったわけよ。
当時はビデオデッキもなく、冬休みの宿題は毎年「放置プレイ」にしてTVで流れる深夜帯の映画を観ていたざんス。
でもねぇ、世を忍ぶ仮の小学生時代は途中で寝ちゃうのよ。TVをつけっぱなしで。
最後まで視聴するために、昼寝もしたざんス。(この習慣は、高校生まで続く)
朝に新聞に載る映画名を観て、「昼寝をするか・しないか」を決めて行動を決めてたもの。
そこまでしたのに、「・・・・げ、ハズレだわ。」なんてことも。
なまじ映画雑誌なんて読んでないから、予備知識はほぼ無い。 「スターログ」に載ってる映画なんてめったに放送されねーし。(あくまで地方での話)
今じゃ好きな時にレンタルで映画を借りて観ることができるようになり、TVで流れる映画は派手なものばかりになってしまい、あの頃の「当たり・ハズレを楽しむスリル」は無くなったざんスねぇ。
現在のミーは、雑誌「映画秘宝」の映画レビューと過去に観た映画から学んだ(と勝手に思ってる)
『ハズレをひかないように選ぶ』
で、あえてDVDやブルーレイでソフト購入って勝負に出てるざんス。
「馬鹿だなぁ、レンタルすれば安いのに。」
そうさ、そうだよ。でもな、そこそこの身銭を切って「当たり・ハズレを楽しむスリル」は100円レンタルじゃ味わえねぇんだよ。
その100円レンタルの金すら惜しくて『「あんたの持ってる映画貸してよw」ってヘラヘラ言ってくるんじゃねぇよ、このクズ野郎』とマヌケを侮蔑してるざんスよ。(相手は、それすら気づいてないみたいだが)
いや、100円で借りる人を馬鹿にしてるんじゃないんざんスよ、ミーは。
あくまで、「ミーの場合」ってことで。こっちのほうが「作品を吟味する過程まで楽しめる」ってことで。
・・・そりゃ「ハズレ」の時のダメージは大きいざんスよ。でも、やっちゃうの。
10代の頃に味わってた、あのスリルを求めて。
どーよ?