ミシン
- カテゴリ:30代以上
- 2016/01/02 21:46:44
暇なので家でぐだぐたしてると、
悪友に誘われ一緒に実家に雑煮を食いに行くことに。
さすがにそいつの実家には行ったことはない。
家はぐるっと垣根に囲まれて星形の白い花が咲いている、
その垣根の中を舗道のように御影石の小路がめぐっている。
途中には柳の木の枝がさわさわと囁いている、
その樹の長く伸びた枝の下には古い井戸がある。
家は古い古民家のようで味わいを感じる。
雑煮は白味噌をベースに野菜がたっぷりと入っていて、
食べ応えは十分だった。
トイレを借りようと廊下に出ると、
古い今は使われていないような足踏みミシンが置いてあった。
トイレから出た私はその古いミシンをまじまじと見る、
興味本位でそのミシンの足踏み板を動かしてみたい欲望に駆られる。
動かしてみるとかたた・かたた・という音が響いた、
ミシンの脚は細い鉄製だが所々が錆びて剥落し、
絡みついたバラの細工はまだきれいに渦を巻いている。
廊下でミシンをいたずらしている私見つけた悪友が、
「このミシンは、ばーちゃんの大切にしてたものでさ」
と色々と話をしてくれた。
ミシンを踏む音を聞いて私は、
庭の沙羅の樹の白い花がぽかぽかと咲くような、
子供が毬をでぽんぽんと蹴る音のような、
そんな緩やかな香りに酔ってしまった。
足踏みミシンが出てきたよ♪よかったらブラしゃんも観てみて~~
いいですよね〜
あの音も なんとも心地いい♫
ニコタの紹介グッズが足踏みミシンでしたっけ?
おばが洋裁をしているので使ったことあります。
情緒ありますよね。^^
でも、気付いた時にはミシン台だけが残っていて、
そこに電動ミシンが。
今は手元で操作するみたいですが、当時の電動ミシンは足踏み式でした^^
足でコントロール出来るのが便利でした。今は売っていないのでしょうね。
小さな家だったので 私の部屋に足踏みミシンがあった
私も何度か使ったのを思い出した
音・・・で思い出すことってあるね
父の声・・・思い出す事も、もう聞く事もできない
どんな声だったっけな〜