ワキガ治療、ミラドライとは
- カテゴリ:美容/健康
- 2015/12/31 22:16:38
前から書こうと思ってたことを暇な今書こうと思う。
実は夏にワキガの治療をした。
ワキガは恥ずかしいけど、遺伝的な問題が多くて、自分がなりたくてなった訳じゃないからどうしようもない。だからここでは隠さない事にした。同じ人が悩んでるかもしれないし、でもこのブログには気付かないかもしれないけど、書いておく。
そもそもワキガはどうしてなるのか。
遺伝でなるのがほとんどらしい。とくに男は母親から、女は父親からの遺伝でなることが多い。耳垢がベタベタ、ネバネバしていたり、脇汗が多い、体毛が基本的に濃い人はワキガの可能性があるそうだ。
ワキガ治療には大きく分けて三種類ある。
剪除法(せんじょほう):つまり手術。効果は永久的だが、傷跡が残る。ダウンタイム(日常生活に支障が無い程度への回復)が長め。施術時間は1~2時間。
ボトックス注射:効果は3~6ヶ月限定と短いが、傷跡は無い。ダウンタイムは短い。施術時間は注射で終り。
ミラドライ:効果は永久的で、傷跡は無い。ダウンタイムは短い。施術時間は1時間程度。
俺が夏に受けたのはミラドライ。簡単に言うと、光をあてて原因を焼く。ちょっと詳しく言うと、電磁波でアポクリン腺とエクリン腺を破壊する。
前日と当日にすべきこと
前日の夜、脇毛を剃っておく。
当日、風呂やシャワーを使ったり、脇汗シートで脇を拭いたりしてはいけない。先生に脇の状態を見てもらうため、臭いを消すようなことをしていってはいけない。
先生からの説明を聞く。
この時、本当にワキガなのかもチェックされる。その方法が、先生が直接脇の臭いを嗅ぐ。(恥ずかしいのは我慢だ)
この時の説明でわかったこと、ミラドライはワキガの臭いを完全に消すことは出来ない。
80%汗や臭いが減少するが、20%は残る。治療後は臭いが無くなったと思っても、3~6ヶ月後に20%の臭いを感じたりする。それでも臭いが強いと思うときは(あまりないらしいが)もう一度治療を受ければほぼ臭わなくなるらしい。
脇に治療する範囲の印をつけられる。
横になって片腕を上げた状態になる。少しくすぐったい。
麻酔
麻酔を打つ前に保冷剤で脇を冷やす。そうすることで感覚を麻痺させて、麻酔の痛みをなくす。麻酔を打ったら、麻酔が効いてくるのをまってから治療が始まる。
ミラドライ開始
印をつけたところのに合わせて機会があてられる。皮膚を少し吸われる。しばらくしたら少し横に移動して、繰り返す。
冷やす
ミラドライが終わったら、保冷剤で脇を冷やす。
反対の脇も同じようにして治療する。
治療後もしばらくは横になった状態でいる。総合的に三時間以上かかった。
激しい運動は控えることや、家でも痛みや熱を感じるときは脇を冷やす事などの説明をもう一度聞いて、痛み止めの薬と塗り薬をもらった。一週間後、一ヶ月後、三か月後に検査で見てもらう。
~治療を受けたその後~
脇が腫れている感覚。
麻酔が切れると痛くなってくる。
保冷剤で冷やしておかないときつい。
しっかりときおつけの姿勢が出来ない。
腕が上がらない。
一度寝ると起き上がるのがきつい。
横向いて寝れない。
臭いは無くなったし、脇汗もだいぶ減った。
~三日後~
きおつけはしやすくなった。
痛みもだいぶない。
でも腕は上がらないし、はっている感覚もなくならない。
このぐらいからはっている感覚が腕や胸や腹に下りてくる。
走っていると、はったところが揺れて痛む。
~一週間後~
検診を受ける。といっても、ちょっと脇を見てもらうだけですぐ終わった。塗り薬は赤みがひくまで塗り続けたほうがいいらしい。
もしもおかしな変化があったらすぐに見てもらった方がいい。
~十日後くらい~
右の脇の痛みが戻って来た。(個人差はある。俺はたまたま痛くなった)
~一か月後~
検診を受ける。まだ少し赤みがあるため、塗り薬の追加をもらった。
最初よりだいぶ腫れはひいたし、違和感はあるが痛みはない。
しばらく過ごすうちに、違和感もなくなっていった。
~三か月後~
最後の検診を受ける。左の脇が少し臭い戻ってきた。でも前よりはかなり弱い臭いになった。
一応臭いが残っているからまた治療を受けるかもしれない。
でもまたあの体験をするのかと思うと嫌な気分にはなる。
ミラドライは、他の治療法に比べるとずっといい方法ではある。切らないし、傷残らないし、効果は永久だし、ダウンタイムが短い方だ。
でもきついのはミラドライを受けた後だ。
痛みがきついし、周りに言うわけにもいかない。
それでも臭わなくなったことが嬉しい。
うちの家族は、俺にはっきりと「臭い」と言っていた。職場の人や学生のころの同級生も少なからず臭いと思っていただろう。
ワキガで悩んでる人、こういう治療法あるから、一度調べてみてはどうだろうか。