車窓より
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/12/07 01:48:13
ススキの穂といっしょに
ゆっくりと海が後ろへと流れていく
灰色の雲は海にのしかかり
ウミネコが這うように飛んでいた
風は潮の香りに満ち
遠く下北半島が紫にかすんでいる
海を見続けていた
車窓からただぼんやりと
ひとつの想いさへ
消し去ることの出来ない心に
いったい何がこれから
刻まれていくというのだろうか
車窓からぼんやりと
ただ見続けていた
下北の海と
灰色の空とを
捨てようとした学生の頃のノートに
書いてあったものです
これ二十歳の頃ですね
友達と東北へ旅行に行った時のものです
三陸の海は恐いくらいに荒れていました
灰色の空と海面をなぞるように飛ぶ白いウミネコ
あの時の視野いっぱいの大海が魔物となって
襲いかかったのですね
それは
記憶に複雑に重なったままです
涙を見せずに未来へと歩める力
絆だけではない計り知れない力
人間は強いなって
そう思いました
今日は
ちょっと真面目に書きました?
まさか 私の駄文を!
こんなに考えてくれる方がいたとは!
ありがとうです;;
そうなんですよね
時間がないクセに いろいろ書きたいエピソードがありまして
たった数時間の話にもう4話くらい費やしてる気がします^^;
そして後1話で終わる予定だったのが 多分2.3話かかりそうです
ところで そうやって話を詰め込んでいるので
なんとなく いろんなエピソードが入り乱れてるような気もするのですが
どうでしょうか?
読んでて あっちこっち話が飛んでるように感じませんか?
と言っても
今のところ こうやって書いていくしかないのですけどね;;
あぁ 構成力が!文章力が!語彙が!欲しい~~!
隕石の活用
漬物石に1票
詩のノートをとってあると言うより
見られない様に隠してあった?ものです
セカンドも海の近くに住んでいたことがあります
嵐の日の波の砕ける音は地響きとなって襲いかかってきます
やはり
恐かったです
それより
あの隕石をどうしたものか
漬物石にするのは大きすぎるし
空手の達人に真っ二つにしてもらう?
とにかく時間が無いよね
考えようっと^^
夢子様
ひとつの想い・・・
漠然としたもやもや?かな
心の中のわだかまり
恋もそうかな・・・70%位?
ひとつというか
ひとつひとつと解釈しても良いかと
若さは
悩みの宝庫です?
いしころ様
若さ=純粋?
そんな気もします
といって今も若くて純粋なつもりですが
その時々の感性があるのでしょうね
恐いものは何も無い
だけど不安って感じていました
冬の灰色の荒れた海と
そこを自由に飛び交う白いウミネコ
広がり流れていく冬の景色
何かキュンと来たものが・・・
車窓=心の窓かな
解ったようなわからない様な
瞬間に感じた事です
ん~
頭の中はいつもパーなんですけどね
空っぽだから
何かが響くのかも???
荒れ狂う自然が未来を暗示するかの如く
立ちはだかるように襲い掛かろうとしている
身を投げ出しその自然と一体化したい思いも
波にのまれ ただ見続けていた・・
その瞳に何を映し出していたのでしょう
若さゆえの痛々しさを感じました
詩って いいものだなぁ~って思います
その時にしか書けない言葉があることに
言葉にできるその才能に 乾杯!
読みながら情景とともに作者の気持ちに
入り込んでいる自分がいました
若いっていいね
今の私は・・きっと涙で
その海が見えない
消し去ることの出来ない心に
いったい何がこれから
刻まれていくというのだろうか」
この部分がいいですね~。
「ひとつの想い」ってなんですか?
彼女のこと?
セカンドさんは昔書いた詩のノートをちゃんととってあるんですね^^
そういうの凄いな
昔から(昔じゃないかもだけどw)詩を書いていたってだけでも凄いな・・
私はニコタに来てからだもの^^;
見た風景からインスピレーションを受けて
それを文章に起こせるのが醍醐味だけど
結構難しいんだよな^^;
海が荒れてるのを見ると
慣れてないだけに 恐怖を感じます
昔海水浴に行った時に台風になってしまいまして^^;
その夜は眠れなかったです
海の波に飲み込まれそうな気がしましてねぇ
旅館にいるのに怖かったです
そういう圧倒的な自然に対して それに立ち向かう勇気は
20歳だからこそかな^^