「大輔」とラキは、お互いの身の上を話しながら、段々と、仲良くなる、そして、「大輔」は店の離れをねぐらとしている様になる
「チンピラの群れ」

「誰に断って商売してやがる、ここのめかじめを払ってもらおうじゃねえか」

と騒ぐ、チンピラの群れ、


「大輔」「しかたねえ、俺の出番か」と、奥から現れ、チンピラたちを叩きのめす

「大輔」「さてと、また、騒がしくなるか」とぼやく


「ラキ」「ほんと、「大輔」さんは、強いんだから、頼りになるよ」


そして何年か過ぎ、年号も文久3年に変わる浪士組というものが作られる事になり、伊庭大介もこれに入ることにした、その浪士組というのは
時の文久3年（1863年）2月の江戸幕府将軍・徳川家茂上洛にあわせて将軍警護のために作られた組織。実は幕府が江戸にいる過激な尊皇攘夷浪士達を体よく追い出すための策だったとする説もある。新選組・新徴組の前身である

浪士組参加者は今まで犯した罪を免除される（大赦）・文武に秀でたものを重用する（急務三策という）ことを条件に結成されたものだったため、腕に覚えがある者であれば、犯罪者であろうとも農民であろうとも、身分を問わず、年齢を問わず参加できる、当時として画期的な組織であった。最初の浪士取締役には、松平忠敏（上総介）・中条景昭・窪田鎮勝・山岡鉄太郎などが任じられる。

しかし無制限に募った参加者は予想以上に膨れあがり、どうにも扱い切れないと思ったためか^[要出典]同年2月4日に松平上総介は取締役を辞任。翌5日、後任には鵜殿鳩翁がついた。即日、鵜殿は浪士組参加者を伝通院に召集して諸注意・道中編制を発表した。なお取締役のうち中条と窪田は江戸に残り、遅れて応募してくる浪士たちに対応することとなった。

主な編制は次の通りであった。

• 浪士取締役 - 鵜殿鳩翁・清河八郎・山岡鉄太郎・石坂宗順・松岡万・池田徳太郎ほか
• 一番隊 - 根岸友山・家里次郎・殿内義雄・清水吾一・遠藤丈庵ほか
• 三番隊1 - 芹沢鴨・近藤勇・山南敬助・土方歳三・永倉新八・沖田総司・原田左之助・藤堂平助・平山五郎・野口健司・平間重助　、伊庭大介ほか
• 三番隊2 - 新見錦・阿比類鋭三郎・井上源三郎・沖田林太郎ほか
• 五番隊 - 山本仙之助・玉城織衛　その他
• 六番隊 - 村上俊五郎・大村達尾・柏尾馬之助（柏尾右馬之助）ほか

七番隊までの計234名。なお、編制発表後、何らかの理由で近藤勇は先回りして浪士達の宿割りをする役目（道中先番宿割）に、芹沢鴨は上洛途中で浪士取締役付きに、また芹沢が伍長となっていた三番隊は六番隊になった。