移民制限をかけるドイツ
- カテゴリ:ニュース
- 2015/11/17 11:39:16
シリアで内戦発生
↓
戦争による難民がうまれる
↓
難を逃れようと隣国に逃げる
↓
隣国では支えきれず豊かな国へ
↓
豊かな国が難民をどうやって断るか悩む
(論点:移民は禁止であるが難民は人道上受け入れる建前と国内の治安などと比較検討中)
↓
Facebookで難民の女の子の写真に同情があつまる
↓
アンゲラ・メルケルドイツ連邦首相や欧州各国が難民を積極的に受け入れ表明
↓
難民が大挙してドイツに向い、ドイツ周辺国は難民の増加に困惑する
↓
そんな中パリでテロ発生。犯人は難民になりすました模様
テロ発生時点で難民を追放せよというのは、問題解決能力が低い無責任な政治家です。
以前のエントリに書いたように、難民は多くの犠牲を払いドイツやフランスに来ています。
Facebookの女の子に同情する一般人はそれは良い人です。
しかし、政治家が後先考えず受け入れを表明するのは大衆迎合主義であります。
それなら、今回のテロが起きて、大衆が難民をシリアに送り返すべきだと
考えるようになったら、人道を旗に受け入れた難民をどのような名目で送り返すのか、という結論です。
ドイツは難民対応で失策をした、EUもほぼ同調した。これが現実です。
次の政策
ドイツが執る次の政策は、難民の選別です。
難民は受け入れるが偽装難民は母国に送り返します、という政策です。
この表明により、難民の流入に一定の歯止めがかかると思います。
しかし、「どうやって調査しても本当の難民である」人が多くいる場合、
ドイツ・欧州はどのように対処するでしょうか?
以前のエントリにも書きましたが、内戦の解決は当事者で行うのが最善と
考えます。国際テロ組織が内戦の一方に手を貸す問題があるとしても、です。
大国による空爆よりも、自警団を組織し、見知らぬ外国人テロリストを排除して
自らの国の弱い人々を守る努力をシリア国民は行うべきです。
上記提案は決して容易ではありません。しかし、国民は国家に対して一定の責任が
あります。弱い人は逃げるもやむを得ないですが、成人男性は国家の行く末に
責任を持つのが当然であります。