Nicotto Town


日々reco新聞


フランスのテロについて(ニュースで触れない点)

テロで犠牲になった方とそのご家族、ご友人にお悔やみ申し上げます。

パリのテロで報道が触れている点については報道をご覧いただくとして、
今回のエントリはニュースで触れていない(と自分が判断した)点を
主題にしようと思います。
自分は普段テレビを見ないので、今回の情報もインターネット上の
ニュースサイトで手に入れた情報です。
深堀りして伝えているテレビメディアが既に取り上げていましたら
申し訳ありません。

①テロは大統領に向け行われた
多発したテロではあります。
しかし大統領に向け行われたテロであることは
犯人からみれば、偶然ではないと思います。
通常、国家要人は公的私的活動で危険が伴います。
従って、要人にはボディーガードなどの人的な警備があります。

フランスの中で一番重要な人物、フランス大統領の警備を
突破して発生した、大統領を狙って行ったテロというのが、
今回の事件の説明です。
考えるべきは、難民の制限などではなく、
「フランスでは大統領の警備はこのようなものであるのか?」
「フランス国内では外国要人警護に不備があるかもしれない」
と考えるべきでしょう。
②オランド大統領の発言「イスラム過激思想のテロリストと戦争状態にある」
この発言に対して、違和感や問題点を指摘しているメディアが見当たりません。
IS(イスラミックステート)は自らを「国家」と呼称しますが、
日本やフランスを含む多くの国が彼らを「国際テロ組織」と呼んでいます。
現在の時点で彼らの行為は「国際テロ組織」と称すべき存在であり、
テロの被害にあった国の大統領自らが「戦争」という言葉で
相手を持ち上げる必要はありません。
対テロ作戦であり、「紛争」解決と呼ぶべきであります。














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