小説第2話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/09/13 14:24:09
小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』
第2話『旅立ち』
エルフ「準備は出来たけどさぁお前なんて名前なんだ?」
老犬「それも述べる事はできぬ」
エルフ「それも認められないといけないのか」
老犬「そうだ」
エルフ「準備は出来たけど、武器とか防具とか要らないの?」
老犬「今は要らない」
エルフ「い、要らないんだ」
老犬「それほど危険は無いだろうからな」
エルフ「そ、そうなんだ。ってことは兄さん達も最初はそうだったの?」
老犬「ま、そんな感じだ」
エルフ「そうかぁ」
老犬「そろそろ出発しないといけんぞ」
エルフ「ちょっと待って」
老犬「なんだ」
エルフ「みんなに別れの言葉を言ってからじゃないと」
老犬「みんなって何人だ?」
エルフ「みんなってモチロンこの町の皆だよ」
老犬「ま、マジでかっ!!」
エルフ「マジでか?(老犬の癖に若すぎるだろ)」
老犬「あっい、今のは聞かなかったことにしてくれ」
エルフ「はいはい」(疑わしい眼で)
老犬「何だその眼は(なんかやばそうだなぁ)」
エルフ「えーっと、町長さんの家からなら大声で皆に言えるだろうから行こうか」
老犬「あ、あぁ」
そして、町長さんの家で大声でエルフは別れの言葉を叫んだ
エルフ「皆ー今までありがとうーーーーーー!!」
老犬「まったく…なぜこうも似ておるのだ」
エルフ「え?なんか言った?」
老犬「お前は父に似ておる、ものすごくな。」
エルフ「じゃあ兄さんはどうだったの?」
老犬「まったく別もんだ、兄弟や親子だと思えんぐらいだ」
エルフ「そうなんだ。よし、張り切っていこう!!」
老犬「あ、あぁ…(この調子じゃ先が思いやられるお前の父と同じようになるのではないかと思うと)」
続く
今日の名言(その2)
「似た者同士ほどよくケンカする」
以上!
読みやすかった。
んじゃ、続きまってるね。
なんか、ものすごく続きがみたくて、たまんな~い( ̄ー ̄)ニヤリ
でも、今日の名言は、あったてるような、きがする>A<