今日は、団体様。
- カテゴリ:仕事
- 2015/10/27 20:54:27
ここ二日の休息とは打って変わって、
今日は、大型バス2台を繰り出して小学校の遠足が入りました。
そうなんです、うちNPO学術団体もやってますから。
いやあ、元気だわ。
子供は、辛いわ、しかも、この人数。
小学生にも分かる「地質学」の授業です。
しばらくすると、
海岸で「三葉虫が見つかった!」と言う声が上がるではありませんか。
(そんな、あほな。)
しかし、見もしないで否定するというのは、子供の心を傷つけます。
「どこかな~、どこかな~」と、行ってみると、
三葉虫ではありません(あたりまえじゃ)
「ヒザラガイです。」生きてます、現生種です、化石ではありません。
「でも石の中にあった!」(くっついとるのじゃ)
「そういう風に見えたんですねえ~」(見えるか)
見つけたのはどの子かな?と聞くと、
引率の先生でした。(おい!大丈夫か!)
子供の心を傷つけるレベルではありません。
先生のプライドを傷つけます。
「じゃ、本物の三葉虫とどう違うのかみんなで見てみようね~」と、
展示用の三葉虫を出して説明しましたが・・・
ヒザラガイは軟体動物です。
三葉虫は節足動物です。
第一、ヒザラガイじゃ三葉じゃない、一葉です(?)
(先生、お願いしますよ・・・)
今日、一番疲れたのは、この「ヒザラガイ三葉虫疑惑」ですね。
うん、どーんと疲れました。
先生・・・もうちょっと勉強して。
職場の商品POPに、某小説の出だしを書いたのです。
それを見た先生方の会話。
「…どうしてサンショウウオが悲しむんでしょう」
「訳わかりませんね」
「爬虫類なのに…」
文科省!是非を問う!!!
おぉ!はなこさんち(?)に三葉虫の化石があるんですね?!凄い凄い。
中でもトゲトゲが頑固に進化した種類は凄いですよね。
ダンゴムシのように身体をくるっと丸められるなんて知らなかったし、
子供の頃は、ヤツがページに現れたら、思わず手を引っ込めたもんです{{{{( ▽|||)}}}}
切実に~
育てて放流するというボランティアをやりました。
希望すると、子供が送られて来ます。
一度目は貰いに行きました。
最初はブラインシュリンプとあさりのむき身で育てます。
脱皮が凄いです。ことごとく脱ぎます。胃まで内壁が剥がれて本当にスッポリ
後ろ向きに出て来ます。
あの姿を一度でも見たら、ヒザラガイとの区別は着こうというもの。
面白い先生ですね。
しかしながら、今までで店に来られた先生の多くは
ベテランでも若手でも男でも女でも見識の狭い人が多かったです。(ーー;;
(意見には個人差があります。)
最近は相談しに来る先生もいなくなってきたので接点が減って現状はわかりませんが。(^^ゞ
「先生」という職種なら、浅くてもいいから
幅広い興味で幅広い知識を持っていて欲しいものです。。。
潮干狩りのように楽しめればいいという認識だったんじゃないかな?
その引率の先生
おかげで三葉虫の勉強もできたし・・・
最初に視力をもった動物のひとつといわれる三葉虫
カブトガニと似ているといわれますが
生きていたらどんな動きをするんでしょうねえ?
5億4000万年前のカンブリア紀の「 カンブリア爆発」の頃の三葉虫が
和歌山の海岸で発見されたら天地がひっくり返るほどの事件ですね
にしても、ヒザラガイは魚貝の物知り度から見れば「知っていたら達人級」だそうだから
知らなくても無理ないかも?
ヒザラガイは食べられるんですよね!
はなこさんは食べたことあります?
それにヒザラガイは磁石にもくっつく鉄の歯舌があるんですね
調理するときは取り除くように気をつけなければ!
子供ならともかく、先生がこれでは…
ところでヒザラガイって美味しいらしいですね。
ちっちゃいアワビみたいな一枚貝じゃなかったかな。
三葉虫、その先生は知ってるのか?せめてカブトガニと間違うくらいの
イメージはもっていてもらいたいものだなぁ(笑)