Nicotto Town



感覚の違い?

日本人の客が来た。

客 「洗濯物取り扱ってくれるって聞いたんですけど」
私 「は?」
 そんな訳ないだろ、このホテルは一流ホテルじゃない、ガルニだぞ? ランドリーサービスなんかあるわけない。
 とは思ったが、まあどーせ他にも洗濯物がまだあったしいくらなんでもすごい量とかじゃないだろうし、日本人のよしみで
私 「上司には内緒でお願いしますね」
 とついでに洗濯機に放り込んであげることにした。
 もちろんドイツの洗濯機は高温 ( コットン類は 95℃ ) の熱湯でまわすので、色落ちしたり痛みやすいものはダメと最初から断って。

 ところが、いざ預かってみたらなんと下着類ばかり。
 そりゃまあ旅行中何が一番困るってよごれた下着だけど、そう言うのって普通自分で毎日手洗いしないか? っつか、まったくの赤の他人によりにもよって下着なんか洗濯頼めるもん?

 他にも今日はどこの国の客だか知らないがシーツにべっとり血の斑点を付けたままチェックアウトしたらしき客もいたし、おーい、そう言うのって見られる方が恥ずかしくないの?

 …感覚に違いって、何気にすんごい怖いな…(汗)。
 




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