グローリー 明日への行進
- カテゴリ:映画
- 2015/10/11 21:01:14
今年28作目の映画館観賞。
アラバマ州セルマの血の日曜日事件を題材に描いたアメリカの歴史ドラマ映画。
1964年。キング牧師の名で知られる非暴力抵抗運動の指導者ーティン・ルーサー・キング・Jr牧師は、
アフリカ系アメリカ人の公民権運動に対する多大な貢献を評価されノーベル平和賞を受賞します。
しかし、人種差別が根強いアメリカ南部では、依然として黒人の選挙人登録が拒否されていました・・・。
観応えのある映画でした。
セルマの「血の日曜日事件」に絡む出来事や状況と人間模様が淡々と綴られてます。
人物の内面に踏み込んだ映画ではありませんでしたが、キング牧師の苦悩や葛藤は観ていて辛いです。
キング牧師を英雄視した描き方ではなく、歴史的事実を中立の立場で追っているようにも思えるけれど、
ティム・ロスが演じたジョージ・ウォレス州知事は偏見に満ちた人種差別権力者代表の様に憎々しいし、
ジョンソン大統領はヘタレだし、エドガー・フーヴァーFBI長官は陰謀男でした。
★★★★【Selma 】2014アメリカ
鑑賞料金1100円(今年映画館に払った累計29800円/28作)