羅生門から、蜘蛛の糸。
- カテゴリ：仕事
- 2015/10/08 14:17:47
おみそれいたしました。
昨日の続きになりますが、
頂上決戦1200坪平坦地の土地所有者御一行様、
お目にかかることが出来ました。
いやあ、正真正銘のお金持ちって、
ああいう方々を言うんですね～。
和歌山にも居たんだー。
待ち合わせの時間きっちりにおいでいただき、
しかも車は、予想外の国産車（高級車）、
「絶対ベンツだろ～な～」と思っていた自分が、恥ずかしくなりました。
噂には聞いていましたが、
和歌山きっての名家で、大地主、働く必要などないのに不動産業という情報、
御一行様4名様でしたが、皆さま、気品漂う高貴なご出身とお見受けいたしました。
結論から言うに、
この方たちにとって、1200坪くらい、あろうがなかろうが、どうでもいいのです。
ご幼少のみぎりの思い出の地と申しましょうか、
人手に渡す気もないが、さりとて再度来ることもない・・・。
（そんな感じが致しました。）
このすぐ隣に、羅生門が出来ようが、悪党の巣窟になろうが、
天上界の方々には、何の関心もないご様子、
（いえ、これは嫌味ではなく）
ほんとうに興味が、まったく！ない！という感じで。
これは、県の道路管理課が言うように、
うちとの間に遮蔽門が出来ても、一向に構わないでしょう。
生け花の花材にするとおっしゃって、
雑草生い茂る中から、ススキを数本，摘んで帰られました。
世界が違う…とは、このことなのですね。
この県道の問題で、日々、思い悩んでいる自分が小市民のように思えました。
上には、上があるんですね～。
いや、もちろん上があるのは、知っていましたよ。
「土地」＝「売買」という、そんな観点とは違う上流社会です。
お別れ際に、「お城のお殿様（県知事）も、
とても気にかけてくださっておられる地域です。」と言いましたら、
「彼も，最近は忙しいのか、会うことが少なくなった」とおっしゃいました。
「わたしは、まだ、直接はお目にかかったことがありませんが、
いろいろとご配慮を賜り、感謝しております。
もし、ご機会がございましたら、
お礼を申し上げていることをお伝えください」とお願いしましたら、
「こんど、法事で会うでしょう。」ですって。
道路管理課の、遮蔽門も羅生門も、
この方たちにとっては、いざとなれば何の問題もないことと思います。
わたしのような下々のモノは、
唯々、日々是あくせくしているだけなんですねえ。
あー。
自己嫌悪。
10億を超す別荘に住んでいて、リンカーン・ベンツ・ロールスロイス等5台がガレージにあり、
お庭にはテニスコート、噴水、プールはもちろんプライベートビーチをお持ちでした。
独身の女性で、クレジットカードは、あの戦車が買えるブラックカードです。
お一人でHawaiiに来られては、
夜、お酒を飲んでいてね、
「人生は、虚しい」と涙を流されていましたよ。
お名前は言えません。
わたし、殺されます。
「大誘拐」って映画があったのですか。
それ、誘拐されたのが和歌山県人？
ということでしょうか。
和歌山県人って、たしかに地主さんは多いようですねえ。
税制改革で、相続税対策に、借金しまくってるそうです。
借金って、返さなきゃあいけないお金なのに、2億とか3億とか景気よく借りておられるけど、
大丈夫なのかなあって思ってしまいます。
いま、売買交渉に入っている地主さま、毎月の返済金が75万円なんですって。
そのうち和歌山の地主さまは、「借金王」と呼ばれるようになるかも・・・。
なんだかねー、落ち込んじゃってました。
羨ましいってわけじゃあなかったんです。
どういえば正確なのか、良く分かりませんが、
肩すかしを食らったような・・・というか、
接点が全くなかった・・・これに驚いたのかなあ。
まあ、また新しい今日が始まっているので、
切り替えて頑張ります。
ありがとうございました。
働く必要などない大金持ちっているんですね
昔、教科書であるイギリス人のことが書いてあって
私は働くのが大キライです
毎日狐狩りして暮したい
というのが書いてあって理解できなかった記憶がよみがえりました
好事魔が多し
とはいうけれど、よほど前世で貢献したご褒美なのかな？
日本もアメリカなみの格差社会に向かってるんですね
お金持ちならではの悩みって何だろう？
わざわざやってきたんですよね。暇じゃないだろうに４人も。
ちょっとでも高く売るための演技だったりして なんて思ったけど
すずはなさんが騙されるとも思えないし・・・
え～～～
大地主でお金持ちって和歌山が本場でしょう
天童真さんの「大誘拐」でｗｗｗ
あの柳川家のような内情があるかどうかはわかりませんが。
何度も立ち止まってはそう言ってまた日々進んできました。
自分ではどうしようもない「出生」「生い立ち」「環境」など、上を羨望したとて叶う事もなく、又下を見ても底なしです。今、こうして自分の目で見れること、耳で聞けること、声を発せられる事、立って歩け、手を握り、平和な国に生まれた幸運もまた、奇跡なのだと、時々思い返しながら。
はなちゃんの「らしさ」は唯一無二です。誰の人生も誰かに取って代われるモノでなく素晴らしいものの筈。そうでしょ？私にははなちゃんも、かめさんも、素敵な憧れのひとです。
最も賢い処世術は社会的因習を軽蔑しながら、しかも社会的因習と矛盾せぬ生活をすることである。
芥川龍之介 小説家
ありがとうございます。
ううう。。。
涙、拭きますぅ。。。。
カメが鶴をうらやましがったって仕方ないんです。
カメはカメの生きる道があるんですからー。
と、私は思うんですけど(*^_^*)
羨ましいとか、そういうのじゃないんですが、
あくせく仕事のことばかり考えている自分が・・・
情けないというか。
ススキは、確かに綺麗だなあ～って毎日、思っているんですが、
なんというか、生活に取り込むゆとりが無かった・・・
そういう自分が・・・。
こんなにいいところに住んでいるのに、
そのいいところを、本当に楽しんでいると言える生活をしているのかどうか・・・
わたしは、何かに、流されているのかもしれません。
これでいいんでしょうか・・・
ああ・・・落ち込んでしまいました。
なんというか小市民の理解を超えている世界で
生きてらっしゃいますよねー。朝丘雪路さんでしたっけ
「お金」というものを全く知らなかったという話を聞いた事が
あります。いやぁ、もぉそういう次元なんでしょうねー。きっと下々には
分からない苦労もあるんでしょうけど・・・。