折角やから福山雅治にしようかな。
漢字合ってるのかな、マサハル。
カタカナで書くと裏に住んでる酔っぱらいのジィちゃんみたい、マサハル。

「福山雅治ってましゃて呼ばれてるみたいやで」
「そやで。知らんかったん？」
今朝、ごはんを食べながら18歳の二男と会話をするに、福山雅治のことをとくにどうとも思っていないオタクの二男でさえも、福山雅治がましゃだということを知っていたようだ。
どの界隈でましゃて呼ばれてたかも知らんけど、私の芸能界フィルターは相当に粗いみたいだ、こんなに有名な福山雅治がこぼれ落ちているなんて。
「はぁ…もぅいよいよついていけんわ…」
私はそろそろキミマロかも。
ムシャノコウジキミマロ。
なんか惜しい。

今日の朝の芸能ニュースでは爆笑問題田中の会見の模様が流され、次いで福山雅治の話題がギュっとコンパクトに流された。
「あれ？サラリと終わるねんなぁ？福山雅治」
「田中の会見にはあんなに時間かけといてなぁ？どうしたんやろ？」
「世間は福山ショックまで起こってんのにね」
リーマンショックもビックリの福山ショックに私はショックを受けた。
福山雅治の結婚を受けて、会社を休むという選択がこの世にあったことにショックを受けたのだ。
それが私の福山ショックショック。
二次災害。

「福山が結婚したからって理由で主婦がごはん作れへんねて」
「スゴいよな」
「私なんて内臓が腫れてるのにごはん作ってんねで。そっちのほうがスゴいやろ」

「福山の結婚が受け入れられなくて２日寝込んでるひとがおんねんて」
「へ？２日も？」
「そう。２日やで。スゴくない？」
「私、内臓腫れてるのに焼き豚２日間も煮込んでんねで。そっちほうがスゴいやろ」

スゴいの種類が違うけど一応共通点てことで案外気が合うかもしれないし、同じ九州出身のよしみで友人になってみませんか、ましゃ。