「『ママ、こんな酷い旅行になってごめんなさい』と娘が言った。」と
書かれていた欧州旅行記を数年前に読んだ記憶がある。

欧州に留学していた娘が少しずつお金を貯めて欧州の素晴らしさを
母親に見せたくてツアーに申し込んで母親を招待したようです。

其の前に自分が欧州旅行を留学先で知り合った日本人の友人として
素晴らしさと味わっていた。
そこで卒業するまでにとお金を貯めて母を連れて行こうと
ツアーに申し込んだ様です。

所が其の数年で状況が変わっていた。

何と大勢の豊かになった中国人、韓国人がやってきてアジア人の印象を
ガラッと変えてしまった。

更に裁判沙汰にも幾つもなっていた。
其の一つはツアー会社が訴えられていた。
詰り中国人が破壊したホテルの壁？柱？が二度と修復できない歴史的な
物だったらしい。

勿論中国人がモーテル形式のホテルに車で乗り付けて内装のテレビや
椅子やテーブルやお布団をごっそり盗んで返って行ったと言う事件も
頻発していて、更にレストランでも床を散らかして中国人が帰った後に
一度清掃をしないと次の客を入れられないとか、
もろもろが在って中国人お断りの看板が出て差別だと中国人が
騒いでとかで裁判になったみたいだけど、
其の酷さが次から次と明るみに弁護士によって出されて
其れはやむを得ないと言う事になったみたい。

昔大貴族の屋敷をホテルにしている所もあるのだから
壁にしろ装飾品にしろ汚されたり、壊されたりしたら永遠に元に
戻らないと言う事になる。

其の一部のホテルはそんな客を連れてきたツアー会社を訴えた様だ。

数年でそんな事になっていてアジア人ツアーは固められてアジア人様に
ツアーが組まれた様だ。

其処に留学生親子は入れられた。

つい最近も札幌のコンビニでこんな事が在った。
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会計前にアイス食べた新婚旅行の中国人夫婦…注意され店員殴る　札幌のコンビニ
コンビニ店内でマナーを注意した店員に暴行したとして、札幌・中央署は２６日、傷害の疑いで、住所
、職業いずれも自称の上海市、銀行員、栄嘉欣容疑者（３６）と妻の会社員、趙●（＝日へんに斤）●（＝日の下に立）容疑者（２５）を現行犯逮捕した。２人は中国籍の夫婦で新婚旅行中だった。

　逮捕容疑は２６日午後１０時３５分ごろ、札幌市中央区北５条西６丁目のコンビニ店内で、店員の男性（２４）の顔を殴ったり、髪をつかんで蹴ったりするなどして、鼻や頬を打撲させた疑い。
http://www.sankei.com/affairs/news/150927/afr1509270014-n1.html
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実際、私も注意をした事が在るけどね。

昔のそうごデパートに地下にお菓子が色々な種類をいっぱい並べて
好きなのを袋に入れて計って貰って購入するシステム。

そこに若い派手な背広を来た男が来て
適当にお菓子を取ると二人位居た子供に渡して
自分も其のお菓子の紙を開いて食べた。

子供は目を丸くして其の様子を見て貰ったお菓子を
其のお菓子の入れてある所に投げ入れて戻した。
そしてその場から一歩離れた。

恐らく子供は日本人で其の人の知り合いでは無いのだろう。
そんな事をしたらいけないと母親からきちんと躾けられているのだろう。

私は近寄って行って「日本語、解りますか？」と尋ねた。
唖然として私を見ているので「日本では、お金を先に払わないと
食べてはいけないのです。
お金を払う前までは商品はお店の物なんです。」と
微笑みながら言ってやった。

子供は私を唖然と睨みつけている男に怯えて母親にすがりついているし
一人の母親がさっさと子供を引っ張ってどこかに連れて行ってしまった。

尚も微笑みながら其の唖然としている男の顔を見ていると
女の店員が何か彼に注意をした。

どうやら其の店員の知り合いの様だった。

「あら、店員さんのお知り合いなの？
こう言う事をするから日本人じゃないかと思った」と
澄まして言ってやった。

男は自分の食べた同じお菓子を計りに乗せて幾らだと
聞いて、其の分をお金を払っていた。
店員に何か言われて顔を赤くしてどこかに行ってしまった。

店員は私にペコリと頭を下げた。
私もニッコリ笑ってその場を立ち去ったけど。

次にお金を払ってハンバーガーを外で食べている４人の親子に
「どちらから来たのですか？」と尋ねた。
台湾から来て、台湾では外でハンバーガーを食べれないが
日本だと外で食べれると聞いて其の為に外にハンバーガーの食べた後の
包み紙を入れるごみ箱が用意されているのだと聞いて
外で食べて見たかったので家族で其れをしていると言った。

ハンバーガーはアメリカから来ているのでアメリカでは
そうしているのでソフトクリームとかハンバーガーを外で食べても良いと
アメリカ式にしているのでしょうと私は言った。

台湾ではそれでもお店の中で食べないといけない規則になっていると
言って居た。
其の国によって違うのだろう。
勿論、食べた後の紙はお店の前のゴミ箱に入れて行った。

アジア人にも色々だし、ハワイでソフトクリームを食べながら
バスが来たので乗ろうとしたら、だめだと注意をされた。
外に椅子とテーブルが在ってあそこで食べろと注意をされた。

えっ？アメリカでは外でソフトクリームを歩きながら食べちゃダメなの？
日本では良いんだけど・・・。

で、後で聞いたら子供はソフトクリームを落とすので道を汚すので
座って食べろと大人が言うらしい。
どうもハワイでは私は子ども扱いされた。


で、其のツアーの様子だと何とホテルが所謂宿屋と言う感じの所だったらしい。
留学生の娘さんは其のひなびた欧州の宿屋に驚いて其の簡素な食事に
驚いて、しかもお皿もカップ不揃いで色々だったらしい。
中国人達は不満でお金を出して大騒ぎ、
金を出すからもっと良い所に止めろと言う事らしい。
食事の時も親子が顔を前に出さないとお互いの声が聞こえない。
で、階段も木の階段で増築に増築と言う感じでどこで曲がって
次にどの階段を上がってと言う感じでしっかりと覚えないと迷う感じ。

更に部屋が寒い。
でも母親の方が娘を海外に留学させる位なのでお金が在るのか
海外旅行も何度も行って居る。
寧ろ此の旅行を楽しんでいる様だった。
其れまで日本人にはめったに止まれない所だった。
素敵、なんて可愛いリース。手作りの壁掛けに感激。
ホテルの小さなロビーの椅子にかかっていた手編みのレースに感激。

次の朝、迎えのバスが遅れると連絡が入る。
旅行慣れしていた母親は窓辺の素敵な場所を見つけると
娘に日本で有名になってる作家の本が単行本になったと
渡した。
そして本人はレース編みを始めた。
あちこちの空港で乗り換えるのに時間がかかって待たされるのに
慣れていた。
レース編みを始めたので宿屋の女主人が声をかけて来た。
母親はさっそくロビーのソファーのレース編みの複雑な所を
身振り手振りで聞いていた。
其の間中国人達は怒りで大騒ぎ。
結局２時間遅れでガイドがきて
中国人達はガイドを囲んで大騒動。
娘は読みたかった本が読めて感激。
母親は気になった手作り壁掛けの
説明して貰ってた。


で、バスが来て其の洋風宿屋の女主人が手を握って別れを言って
同じ年代の女同士で目でうなずいて。

ツアーが終わって娘が「ママ、こんな酷い旅行になってごめんなさい」と
言った。
母親は私にはとても素敵な旅行だったと娘に言ったそうです。
其れまでの彼女の海外旅行は高級ホテルに日本語のガイド。
絵ハガキで見る有名な所だけ。