犬は家族。
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/09/11 23:57:50
「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」著:古川 昭夫・宮下 いづみ
イギリスの8割以上の小学校で使われているという国語の教科書(副教材)
『Oxford Reading Tree(ORT)』で英語の多読を始めるためのガイドブックです。
ORTのキッパー・シリーズからStage1、1+、2~7 各1話全8話(冊)が収録されていて、
1冊ごとにReading Guideと、巻末には掲載話の日本語訳があります。
ORTで多読を始めるためのガイド、ORTの購入ガイドが付いています。
キッパー・シリーズは、キッパーという男の子とその家族を主人公にした物語です。
1冊ごとに完結していますが、ステージが上がっても設定は共通です。
全話、絵本のようなカラフルなイラストが満載で読みやすく、
順番に読み進めていけば自然に少しずつ語彙も増えていきそうです。
さらっとそのまま読めたので、「ハートで感じる英文法」に挫折したヘコミからちょっと復活しました。
YL(読みやすさレベル)を調べてみたら、ステージ7でもYL1未満なので、
読めて当然なんですが、このくらいなら、英語だということをとくに意識せずに読めます。
自分のかすかな進歩が実感できてよかったです♪
ステージ1のタイトルは”Six in a Bed"
キッパーがお母さんとお父さんのベッドにきたら、
お兄さんとお姉さんと犬のプロッピーもみんなやってきてしまいました。
Reading Guideによると、イギリスでは犬を家族と同じように扱うので、全部でsixというのは普通だそう。
へえ、と思ってよく考えてみたら、自分も家族の人数を聞かれたときに、普通に犬猫含めた数を言っています。
本には、ステージ7まで読めるならステージ3から多読するとよいと書かれていますが、
ためしに1話ずつ読むのは楽しくてよかったけど、それ以上は興味を維持できそうにないです。
キッパーくんの一家のお話より、他の絵本を読みたいと思ってしまうので。
でも、絵本を読むよりも、間違いなくはるかに効率的だろうとは思います。
付属のCDも聞いていません。めんどくさいし・・・。
付属CDを開封しないままの方が、本を高く売れるかもと考えてしまいます。
同じことを考えた人が売った本を、私が買ったんですね。たぶん。
私は古本を購入しましたが、多読をしようとしている方や、
英語の勉強をしているお子さんには、定価でも高くない本だと思いました。
>シナモンさま 意識せずに犬猫も数のうちにはいっちゃいますね~。
私の家でも犬は家族の一員として人数に入れてます♪