アルマゲドン2007
- カテゴリ:映画
- 2015/09/11 21:24:01
邦 題:アルマゲドン2007
原 題:Earth Storm
ジャンル :パニック
映像時間:97分
制 作 国 :アメリカ合衆国
制 作 年 :2006年
制作会社:SciFi
上映媒体:TV映画
言 語:英語
字 幕:日本語
吹 替:あり
発売元:アルバトロス(販売終了)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328411
脚 本: ★ ★ ★
俳 優: ★ ★ ☆
演 出: ★ ★ ☆
音 楽: ★ ★ ☆
覇 気: ★ ★ ☆
結 末: ★ ★ ☆
お 馬 鹿 : ☆ ☆ ☆
お 色 気 : ☆ ☆ ☆
破壊映像: ★ ☆ ☆
パニック : ★ ☆ ☆
困ったときのB級頼み、ヤツフサB級洋画なんとかにようこそ!
今夜はなんとアルマゲドンのB級!
アメリカのケーブルテレビ、サイファイチャンネルのテレビ映画です。
ヤツフサの持ってるお気に入りB級映画の多くを出しているサイファイチャンネルは
テレビ特番映画と言ってもそれなりに面白いです。
本家1998年制作のブルース・ウイリス主演アルマゲドンの制作費が1億4千万ドル
と凄い費用ですが、テレビ映画ではそれ程予算が掛けられる事がありません。
つまり名前が同じでもどこか費用を削らないと出来ない。 それがB級です。
その中でもSciFiはSF専門チャンネルと言う事もあって、スターゲイトSG-1や
V(ビジター)、トゥルーコーリング等、シリーズを通して1億ドルをつぎ込むケースも
ある本格的なテレビ映画制作会社です。
残念ながら制作費は未公開ですが、1話単体の制作費は数百万ドルも掛ればいいほうです。
その事を踏まえたうえで、アルマゲドン2007を見てみたいと思います。
物語は月に小惑星がぶつかる所から始まります。
地球からも衝突の影響は目に見えて、レゴリスに覆われ月の周りにもやが掛ったように
なってしまい、テレビ局などが主人公ラナ・ゲイル博士に地球への影響を聞いてたり
しているのですが、具体的なことはまったくわからないまま。
ラナ博士は、以前ASI(アメリカ宇宙研究所)と言う国家機関に所属していたものの
父親で天文学者のローレンス・ゲイル博士の「月が崩壊して地球が滅びる説」にこだわっ
た為、ASIを追い出され、プリマス科学大学の天文学教授に納まったと言ういわくつき
の女性で、助手も1人しか居ないのだが、オカルトめいた論文を発表するのでテレビには
人気が有るようだ。
そこに元ASIの同僚、ガース博士から電話が入る。
どうやら月の異変が、ラナ博士の父親が言って居たトンデモ理論になってきたと言うの
である。 勿論ラナ博士はそら見た事かとASIに乗り込んでデカイツラをして仕事を
開始するが、そんなメチャクチャな理論はありえないと反対する大統領科学顧問の
ビクターによって一旦は仕事を止められるが、、月にぶつかった小惑星の破片が地球に
落下し始め、人工衛星等に被害が出始めると流石に無視できなくなり、日本やロシアと
も協力し、探査衛星を打ち上げる。
2台の探査衛星の内1台は隕石によって破壊されるも、残りの1台で調べた結果。
地球に落下している隕石は、月にぶつかって砕けた小惑星の欠片ではなく、月が砕けて
地球に落下していると言うトンデモ状態だったことが判明。
月が地球にぶつかる! (◎皿◎)
その頃シカゴでビル爆破工事をして居たジョン・レディングは、なんかスゲーテロ見たい
なホームレスの妨害にあって、危機一髪のところをなんかうまいことやって、テロを防ぎ
ながらビル爆破をこなしていた。 ヽ(゚ω゚=)<そんなの無理
助手のブリナとオリバーは今日もこき使われていたが、ジョンを神様みたいに崇めていた。
ブリナにいたっては、ジョンに粉掛けている状態だが完璧無視されてる。
そんな時、ボルチニアに隕石が落ち、病院の前のビルが倒壊寸前で危ないからなんとか
してくれと頼まれ現場に急行する。 病院の患者の避難を急がせては居るが、もしか
すると間に合わないかも知れないと言う緊急事態に!
とそこにジョンを訪ねてきた軍服の男性。
大統領命令だから付いて来いと言う事になる。
ジョンは助手に後を任せて出掛けるが、付いた所はASIで、ラナ博士とビクターに
月に爆弾を仕掛けるよう説得される。
ただ意見が2つあり、ラナ博士は電磁波発生爆弾で月のヒビを電磁合体させようと言う
が、ビクター博士は核でぶっ飛ばして月を破壊すると言うので意見がわれて、降着状態
になっていた。
その間に、ボルチニアのビルは崩壊し、病院がめちゃめちゃになるが、人類存亡の
事態にそんな事言ってる場合じゃねぇと言う事になり、崩れたビルの中から死体よりも
先に隕石を拾って来いと生き延びたブリナに説明もなしに命令する。 一般人には月が
地球に落下する事はまだ伏せられていた。
ヽ(`Д´)ノ<酷すぎるだろ!
そんなこんなでスペースシャトルに核波動エンジンをくっつけて、あっという間に月に
行ける様にしたASI、ジョンに核爆弾を持たせて月を爆破する為発射。
所がブリナの拾ってきた隕石を調べたら、月は予想よりもはるかに多くの金属を含んで
いることが判明、人間作った核爆弾程度では屁でも無い事がわかってしまい、ビクター
博士が赤っ恥。 エコロジーで美人な科学者ラナは、自分の父親を馬鹿にし、自分の
キャリアに傷を付け、今回も月が軽いとか言ってたビクターを許して女神の様に微笑み
ながら、ビクター博士をこき使い、再計算させる。
核爆弾で足りない分は核波動エンジンもくっつけて、さらに改良し、結局電磁波で真っ
二つになった月を超電磁合体させるのだった・・・
無重力のスペースシャトルなのに床に倒れるクルー!
真空の宇宙での超音速飛行!
NASAが停電して、予備の発電機が30分も持たない!
パニック映画のはずなのに、パニックになってる街の人が居ないプエルトリコ!
隕石が落ちても人影の無い都市郡と、関係者含めて10人程度しか居ない国家機関!
2006年の映画とは言え、月の核は鉄じゃないと言う科学者!
※現在は2007年に打上げられた月探査衛星かぐやのデータで鉄の核があると推測されている。
壮大なスケールでえがかれた、月が2つに割れて地球に衝突するなんかちょっとショボイ
CGで贈る一大科学ミステリー!
はたして月は超電磁合体出来るのか! Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
この映画の見所は、多分・・・
吹き飛んだはずの月のかけらが超電磁力によって月に戻って来て、月にうまいこと
くっつく所だと思います。 (´ω`)<なんでやねん
間違って読んでしまった方は面白くなくても “いいね♪” を押して下さると
心の凹みが少なくてすみますのでお願いします。
チュパカブラは確か血を吸うだけなので、ヤツフサ的には実は
プエルトリコの人はみんな透明人間だったと言うのもありかと
思います ヽ(゚ω゚=)
もしくはピラナコンダ!
うん、そんな展開もありでしょ^_^;