Nicotto Town



カッパ君と猛暑とアイス


じりじりと日差しは照りつけ、熱くなった砂浜からの熱を浴びながら、

アイスを食べながら涼しい顔で歩く右手の先の人物を見上げてみる。

 「なあに?」
 「いえ、何でも・・・」

自分も食べたいだなんてとても言えない。
暑いなんて言ったらどうなるか・・・。

 「水浴びが・・・したいです」
 「じゃあ川に行きましょう」

そう言いながら海沿いを歩いていた足が海から離れる。
海水では水浴びできないということは分かってくれているようだ。
少し安心して、ほんの少しだけ優しいな、と思う。
猛暑の中、しかも砂浜にカッパを連れ出している張本人なのだが、
もう暑さのせいで正常な思考ができていないのかもしれない。

もう一度見上げてみる。
やっぱりアイスを食べながら、急ぐ風でもなく川へ向かっている。
とてもこの人らしいと思った。




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こういう遊びも面白いですね。

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 「あの・・・なんで長袖なんですか」
 「だって、日焼けしたくないじゃない」

                   という設定(半袖持ってないしね!)




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