Nicotto Town


コノハナ・サクヤ


過呼吸症候群に立ち向かうサクヤ


いきなりですが皆さんは何かしらの持病をお持ちでしょうか?
まあこういう場ですのでプライバシーなものである以上は書き込みに注意を!!と言ったところで本題に入ろうと思います

ちょうどサクヤが20歳になるかならないかの頃、いつものようにTVを見ていたのです
すると妙な寒気を感じ、冷や汗もかいていることに気付きお風呂に入って「ああ~ポカポカ気持ちいいなぁ」となってからお風呂から出て、またTVを見始めたのです

すると寒気がまた出て、しまいには手が震え出し「何だ!?何だ!?」と体の異変に気付いた時には立って歩くのがしんどくなり「こりゃ、やばい」と廊下を這いながら親の所へ行き救急車を呼んでほしいと言ったのでした

救急車が到着した頃には手足がしびれて完全に硬直し自分の意識では動かせなくなっており、さらに頭痛と吐き気に襲われ、そのまま病院に運ばれたのですが、次に気付いた時にはもう病院で横になっている自分がおり人生初の気絶を体験したようなのです
(ちなみに後に分かったのですが熱が40℃もあったようです、その熱にも気付かないほどの苦痛であったことに驚いたのを今でも覚えています)

結果、診断されたのは過呼吸症候群というもので当時は病名の通り酸素の取り入れすぎというものでしたが、今は体内の二酸化炭素が不足すると症状が出るという認識になっております

身近にそういう人がいたり、過呼吸になったことがある人はご存知の通り、ペーパーバッグ法という袋を口に当てて自分の吐いた空気をもう一度吸うことで酸素量を調節するのが主流でしたが今では突如気絶した場合や酸欠に気付かず窒息の恐れがあるということで危険視されています

つまり対処法はゆっくりと呼吸をコントロールしおさまるまで待つというものなのですが個々の差はあるというものの頭痛と吐き気、手足のしびれ等の苦痛に襲われながらなかなかどうして耐えることのしんどさはかなりのものです

会話するのもしんどいですから・・・
サクヤはこれをきっかけにちょっとした慢性化で1年に3~4回発症しておりますが、ひどい人は毎日のように発症するとのことで、自分はまだましなんだなと複雑な思いでいます

初めて発症した時とは違い、今はまず初めに視野が点滅するように欠け初め、次に頭痛そして吐き気と続くわけですが、だいぶ慣れたということもあり頭痛の時点でどうにか落ち着けるようになってきました

恐らく落ち着けないと吐き気のあとに手足のしびれ、痙攣、最後に気絶となるのでしょうが、そこまでいくことなく自分をコントロール出来ていることは自信となりつつあります

過呼吸の原因としてはストレスが挙げられます
まあこのストレスというのは都合の良い言葉で何事においても関わってきますので根本的な原因解明とはなっていません

というよりストレスが0になったらなったで人間は刺激を失い生きていけないという見解もあり上手な付き合い方が求められるのですよね

そんな過呼吸という病を持ってしまったサクヤですが今では「来るなら来いやぁっ」となりました
それもそのはず、こうしたら防げるなんて手だてもないし、ストレスの量をコントロールなぞ不可能ですし、それこそ気にしすぎたらそれがかえってストレスになり・・と考えるだけ無駄という結論になったからです

むしろ目に見える体の異常が分かる分、今自分は負担が大きいんだなというサインと思うようにしています

またこの過呼吸というのは死ぬことはない(気絶してその転倒で頭を打つなどのようなケースは除きますが)のだそうです
それも1つの立ち向かえる勇気にもなっています

まあ頭痛と吐き気のダブルパンチ、経験した人はそのつらさがどれほどのものなのか・・生き地獄とも言っていいかもしれません
横になるといってもじっとしているのが辛いわけで、サクヤは最高6時間布団の中でもだえながら耐えたことがあります

それもポジティブにこれだけ耐えて見せたぞ~!!というのは自信であり、この苦痛を味わったらちょっとの苦痛など何とも思わんとも思える次第

少しずつではありますが、過呼吸と向き合えたかな~なんて思いながら、これからもコントロール出来るようになろうと思っています
美容と健康というカテゴリとはちと違うかな~まあこの過呼吸の苦しさを味わうといかに健康であることのありがたさを身に染みるサクヤなのでした





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