Nicotto Town



スペイン語が世界標準語だと思ってるスペイン人。

いわゆる「奥様」くらいの年齢の女性が受付に現れて、何かを要求して来た。

 しかし、残念ながら私のスペイン語はフランス語からの類推から何とか見当が付く、と言う程度で話せるレベルではちょっとない。
 ゆっくり話して貰って何とか明日の朝食をキャンセルしたいのだ、と言うことは理解できたのだが、部屋番号を聞くと、
客 「せ、い、ぬえべ、お、せいす」
私 「…は?」
 ヌエヴェはわかる、9 だ。そしてセイスは 6。
  どっちなんだよ!!
 で、やっと彼女は鍵を見せれば解決すると気付いたらしい。
 9か…要するに9か6かわからなかった、と…。
 メモしようとパソコンデータを調べてみたら、既に一泊している客…これで良く部屋間違わずに昨日過ごせたな、この人…(汗)。

 でも、もうひとつ問題がある。最初に言っていた「セ」の意味だ。
 フランス語では「これ」つまり英語の It's に当たるのが C'est ( セ ) なのでそっちを想像してしまったのだが、そして困ったことに「これは9か6です」でも文法的には成り立ってしまうのだが、なんかおかしいなと思って調べてみたら、C室のお客さんと四人で宿泊していることが判明。
  C ( セー ) かよ!!
 ――何でもいいが、ひと桁くらいのアルファベットや数字の英語は外国旅行する気があるならいくらなんでも覚えようよ、スペイン人…。
 別にドイツ語で言えって要求してるわけじゃないんだからさ。




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