Nicotto Town


きいてニコタリーナ


ムラっけのある私に単純作業の繰り返しが務まるのか

うむ。たまには書かねば書き方を忘れるからな。

えーとまず、そうだ、バイト。

今日、とある縫製工場に面接に行ってきました。

たぶん採用になるんじゃないかと思う。

家が落ち着いたらふたたび和裁士への道を目指す、と

一度は決めたものの、そこは意志薄弱な私のこと、

それからもぐらぐらぐらりと揺れ続けており、

この田舎で和裁をやるのは無理でも、同じ縫製の仕事をしてみれば

本当に向いてないならそこで嫌になるだろう、と

自分を試してみる気になった、というのが一番の理由です。

あとはまあ、今のバイトから逃げたくてな。

しょっちゅうパニックを起こす足手まといの自覚がある上に

人間関係も微妙にしんどくて……いや、

一番恐れてるのは、私は何をやってても続けることができなくて

甘えが出て、倦んで、責任を負うことができなくて、逃げ出して、

ずっとこんな半端者のままじゃないかということ。

(を、こないだ先輩に笑いながらずけずけと指摘されて、

そこで心が折れてしまったというのも正直なところ)

よしじゃあ自分を試してみよう、ただしここでは駄目だ、

だってここで、この店で、飲食という業界で

ずっとこの仕事を続ける気は、私には端からないんだから。

というわけで、少しでも「服を作る」ことに近い業界への転職と相成りました。

(まあ、モーニングのヘルプとして今の職場にも籍を残すつもりだけど)

……ただなあ、ちょっと後ろめたさもある。

だって、今は無理(高3の弟の進路が決まって家が落ち着くまでは

悪いけど家にいて家事の面倒を見てね)だけれども

もし、じゃあ和裁を再スタートしていいよ、最初の準備は面倒見てやるよと

親が言ってくれたのなら、私この家を出ていくつもりなんだもの。

いつになるかは分からないけど、早ければ三年以内より早いよね?

縫製の仕事って、三年は勤めないと一人前にはなれないって

今日も説明は受けたんだけど、嘘ついちゃったよ。

はい大丈夫です、長く勤めるつもりですって。

……いや、まったくの嘘じゃないし。

今の職場と、(めんどくさい親と)夕飯の支度が待ってる家の往復は

とても息苦しくて。行きたくなくて、帰りたくなくて。一人になりたくて。

ときどき、ずっとこんな生活が続く、出口のない一本道に閉じ込められたような

そんな錯覚すら覚えてしまうんだ。

実際、家の事情とか財政面とかが変わってしまえば、

(二十代も後半の半端者の)娘を応援する余裕なんてなくなるかもだしね。

せめてやりたいことに少しでも近い職場なら。仕事を楽しいと思えたなら。

案外、私はそこで満足しちゃったりしないかなあ。ってさ。

もし思ったより早く辞めることになっちゃったらゴメンネ☆

そんなわけで、お盆が明ける頃からは、ダブルワークの開始です。



聞いて聞いて。ドールのお着物の進捗だけどさ。

なんと! Banjiっ子の着物が終わったところです!

……あれから一カ月っすよ。驚きの亀進行っすよ。

このままじゃあ、にうたんの着物ドレスが完成する頃には

夏どころか秋が終わりそうだ。

主に夜、自分の部屋に引っ込んでからが作業時間なんだけど

明日が早いとさっさと寝ちゃうし、

読みたい本があるとついついそっち優先になっちゃうしな。

おまけに最近、YU奇さんという布人形作家さんを知ってな。

私もあんな可愛い人形作りたい! と(またか)

端切れを使ってああでもないこうでもないと

真似っこの人形を作り始めてしまった。

興味が分散して集中力が続かないせいもあるけど、

にうたんに関しては、同じ体型のドールがいないので

一から型紙を作らなきゃいけないのがけっこう大変で、

ついそのタスクから目を逸らしたくなっちゃうってのはあるなあ。

Carterくんが来て初めて知る、メジャーな体型のドールの有難さ……。




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