Nicotto Town



ホーンズ 容疑者と告白の角

今年18作目の映画館観賞。
 
ジョー・ヒルの同名小説を原作にしたダーク・ファンタジー映画。
 
青年イグが恋人メリンに別れを告げられたその夜、彼女は森で何者かに惨殺されます。
容疑者となったイグに町中の人間が猜疑の目を向け、家族ですらイグの無実を信じませんでした。
ところが、自暴自棄になりマリア像を破壊したイグの額に二本の角が生えはじめ、事態が急変します。
イグの角を見た人間は、そうとは意識せずに”本心”を語ってしまうのです。

面白かったです。
純愛ロマンスを主軸にした田舎町の狭い人間関係の中での恋人殺しの犯人さがしサスペンスです。
イグの角の力によって人の本性が露になっていく様は、とてもブラックなのですがどこか滑稽で、
本性を解き放たれた人が幸福そうだったり、悪魔によって正義がなされる皮肉さが、面白かったです。

結末の展開の違和感と、相応の報いから漏れてた人物がいるるのがどうも気になったのですが、
その後、その人物が日本公開時のカットシーンで頭が吹き飛んでいることを知って納得しました。
R18+(?)で、そのまま公開すればいいのにと思うけれど、そう簡単ではない?
 
原作は以前から読みたいと思っている小説なのですが、未読です。
邦題の副題が駄作系B級映画のようですごく嫌です。
 
★★★★【Horns 】2013アメリカ
 
鑑賞料金1100円(今年映画館に払った累計18800円/18作)




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