ドラマ【デスノート】
- カテゴリ:テレビ
- 2015/07/15 16:34:53
デスノート
日テレ 日曜夜10時30分
【あらすじ】リュークに言われ、月は外国人風の不審な男に尾行されていることに気付く。男がLの仲間だと推測した月は、デスノートを使って消し去る方法を模索し始める。一方、総一郎はLが自分の子どもたちを筆頭容疑者として疑っていることを知らされて、あ然とする。そんな中、月は死刑囚を使って、今までとは違う状況で怪死事件を続発させる。いずれも死因は心臓麻痺だが、拘置所の壁にリンゴの絵を血で描いたり、脱走したり、「エッフェル塔」という謎の言葉を残して死亡するというものだった。月はデスノートを使ってどこまでできるかテストしたのだ。
【感想】視聴率、4%以上落ちたみたいですね。まぁそうなるんじゃないかと思ってました。デスノファンからは酷評されてましたし。ですが12.3%という数字は、このドラマ枠が開設された前シーズンのドラマには達成できなかった数字で、決して悪くはありませんね。
前回も思ったのですが、原作が長いだけに展開が非常に速いのではないかと思います。アニメ版はもっとゆったり進んでいたような気がします。ずいぶん昔に途中まで見ただけなのでよく覚えてませんけどねw 映画の方は数回で終わらせないといけなかったので、見てはないですがドラマより流れは速かったんでしょうかね。尺的にはその中間くらいなのでしょうか。原作では月が成長し社会人になってからも話が続いていたようですが、ドラマではどこまでやるんでしょうかね。あまり知らないのではっきりとしたことを書けないのがつらいw
今回は月を尾行するFBI捜査官の名前の確認と、寿命が迫る弥海砂を救うという2つのミッションが月に課せられました。FBIの方は成功したと思いきや失敗。まぁこんな早い段階でLが死ぬわけがないですよね。いずれは死ぬんでしょうけどね。Lが用意させたのが、偽物の名刺だけでなく、FBIの身分証までだったとは。そして、無用な行動を起こしたことで、Lにキラであることを疑われてしまいました。ただ、捜査官の名前が偽名だったら、あの捜査官は自分の意思でLのアジトに行き、拳銃を抜いたということですよね。いくらFBI捜査官でも日本での捜査を許可されていなければ、拳銃を携帯するのは違法行為だと思いますけどねw そこに月の意志はまったく介在しない。Lがこの時点で月を疑ったのは、捜査官が月を尾行している最中に、バスジャックという過激な事件が発生し、その犯人が自殺してしまったからであり、もちろん疑うには十分ですが、証拠能力はまったくありません。次回恐らく月はこれを完全否定するでしょうね。ただ、これからは安易な行動ができなくなることは確かです。
海砂の方は完全に失敗。真犯人は犯人と思わしき人物ではなく、主人公たちに優しく接していた人物というのは、ミステリーではよくあることなので、早い段階からあの警備員を疑ってました。一度は犯人に階段から突き落とされ、意識を失った海砂でしたが、その後なんやかんやでデスノートを拾うことになっちゃったみたいですね。原作ではこのあたりから海砂が登場したのかな? 月が海砂のファンというのは、ドラマオリジナルの設定ですよね。
それにしても、ちょっと情けないですよね。原作の月は海砂を守りたいと思うような人物ではなかったので、このへんもオリジナルのエピソードなんでしょうけど、月はデスノートに頼らず海砂を助けようと一度決意したのに、犯人に騙されただけであきらめてしまうとは。もうちょっと根性見せてほしかったです。
さて、今回はながら見したのですが、前回より短かったせいか、CM含む50分があっというまでした。やっぱり面白いんだなぁ。原作・アニメ・映画などのファンで、どうにもドラマが受け入れられないという人は、それらと切り離して見た方がいいかもしれません。もしくは、見ないか。オリジナルを知らない方が楽しめるという不思議なドラマですな。