人魚について
- カテゴリ:マンガ
- 2015/06/19 18:34:17
他の方のコメで改めて考えたんだけど、人魚に雄がいるイメージってあんまりないよね。
ヨーロッパのはアンデルセンの『人魚姫』のイメージが強いからとして、ジャパニーズ人魚も概ね女性のイメージ。
小川未明の『赤い蝋燭と人魚』も母と娘だったし。
漫画だと高橋留美子氏の『人魚の森』も人魚は雌ばっかりだった気がする。
人魚の肉を食べて不死になったり化け物になった人間には男もいるんだけど。
人魚とは違うけど泉鏡花の『海神別荘』。海の公子(乙姫の弟という設定)が登場するんだけど、正体は龍なんだよね。
アジア圏だと、雄で海のファンタジーな生き物というと龍になるから、人魚の雄はイメージが薄いのかもしれない。
ちなみに自分は『海神別荘』の原作は読んでない。波津彬子氏の漫画で読んだ。
泉鏡花三部作を漫画化した『鏡花夢幻』は絵が本当に美しいです。美しくて妖しくて、どこか潔い世界が素晴らしいです。
全く人間はーw我々はアメーバじゃないんで、ちゃんと雌雄いないと種として滅びます。そして!この尾ひれはズボンと同等の扱いです。モノホンの尾ひれの上から履いてます。だって、下半身から急に体色が青や緑になる訳ないもの…あと移動のたびにふわーって顔のまわりに纏わりついてすっごい鬱陶しいので(腕に絡まることも!)、魚人族の女性こそ短髪もしくはまとめ髪を好む傾向にあります…
人魚の森は、何故か親父が漫画持ってて、小さい頃読んでました…あの800年生きてるガキが何となくトラウマ…