猿の名前にシャーロット
- カテゴリ:ニュース
- 2015/05/09 17:33:36
少し前にウィリアム王子とキャサリン妃の間に女の子が生まれ話題になり、付いた名前はシャーロットとなったことがニュースになりました
そして、その後間もなく問題となったのがタイトルにあるニュース
とある動物園で生まれた赤ちゃん猿に同じくシャーロットと名付けるやいなや、すぐさま抗議の電話が殺到し、一旦取り消しになった後に改めて赤ちゃん猿はシャーロットと命名されたのだという
ちなみにサクヤも当初は抗議は当然だし、辞めるべきと思ったのでした
で、今は正直「なら、いいんじゃない?」でありながらも基本は「嫌だ、嫌だ」と感じています
というのはどういうことなのか!?は後に話すとしてまず、何故当初ここまで問題になったのか?を考えてみましょう
そもそもイギリス王室にて誕生した子供に名が与えられたわけですが、その名と同じ名前を猿に付けたということです
これに対して抗議する者からしたら主に「猿と同様にするなんて失礼じゃないか」に尽きることでしょう
もちろん命ある生き物において、その優劣を付けたくはないですが、それでも生物学上、人間の方が上なのは事実です
猿の方が上な部分もありますが、総合的に能力は人間が上には違いないのです
また猿というのは差別用語でも使われますよね
例えば黄色人種を指すイエローモンキー、相手を下に見下す際にモンキーはよく使われるようです
そういうこともあり、同じ命名に対して反論が生まれたのでしょう
気にしない人は気にしませんし、そういう文化がなければ気にも留めないのでしょうが、気にする人からしたら侮辱にもなりえるかもしれません
さらに掘り下げ極論で例えてみましょう、あなたの名前がゴキブリに付けられたらどう感じるでしょうか?となります
さてこの問題に対して英国でのネット上では、好意的でむしろ何故そんな抗議が起こるのか!?な感じだそうです
つまり、この問題については命名する際に本人に確認を取れば何も問題にはならなかったわけです
まあ本人は無理でしょうから大使館なりに、これこれこういうことなのですが何か問題になりうる可能性はあるかどうかを確認の上、命名するかどうか決めればここまで大きくならなかったのだと思います
でも、まあある種こういう議論の末にことが運ぶ日本は誇らしいとも言えます
抗議が出たらまず一時停止し、皆で議論してみる、そして結論を出す
良いことだと思いますし、今回のことで色々な価値観を学ぶことが出来たのではないでしょうか
さて冒頭にそれでもサクヤはちと未だに否定的だと言いましたが、サクヤは天邪鬼かつひねくれ娘なので、こういう便乗な感じが好きではないからです
流行りのどさくさに紛れて利益を得ようとする丸見えな魂胆に若干嫌悪感を抱いてしまいます
例えば前々より、そのあやかる対象を取り入れたりリスペクトまたはオマージュしていたならまだいいのですが、唐突に今まで関心もなかっただろうに急に便乗して話題になりたがるのがどうも解せないのです
分かりやすいのだと野球の巨人、協賛しているわけでもないのに巨人優勝セールとかやりだすパターンですね
とまあ、それぞれの価値観で議論が飛び交った今回のニュースですが、サクヤ的に「なるほど英国人は全然気にしないんだなぁ~ふむふむそういう意見もあるな」等々、勉強になったのでした
命名にしても子供の立場からしたら、自分の名前に意味があると嬉しく思えるものかなと
まあ一概には言えないし、意味なんてどうでもいいという価値観もあるんでしょうが
今回の問題は一件落着!そういう考え方もあると知ることが出来たニュースでした
相手がどう思うか・・なんですよね
今回結果は思い過ごしだったわけですけど、無駄ではなかったと思います
相手の立場になって考えてみる、その過程が大事かなと
アメリカの女性と結婚した知り合いは、彼女が、チャールズとかベンとか、自分たちの子供に気楽につけようとするから、名前には意味が必要だよ、っていったら、夫婦げんかになったらしい!
まあ、これも程度問題かもね、でも!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ