つくる
- カテゴリ:30代以上
- 2015/05/03 20:08:06
奴の家は坂の途中にある、
今では珍しい風向計のついた三角屋根の白い壁の家。
屋根瓦は当時ではめったに使ってないルビィグラスと言って、
紅いビー玉のように輝いている瓦をのせてある。
昨日に私と草一のシチューを食べて、
忘れてた唯一作れるものがあることを思い出した。
それをどうしても作りたくなり、
そうなると当然私と草一にふるまいたくなり連絡がきた。
私と草一は期待に満ちて、いそいそと奴の家に来た。
庭にテラス席を用意して大きなタープで木陰を作り、
夏麻をかけた円卓と市松模様に編んだ糖の椅子が置いてある。
「いらっしゃぃ、どうぞこちらへ」
私と草一は円卓についた。
そして出てきたのは「ルビィグラス・ビラ」という飲み物、
これはとある無名の作家のが描いた物語に出てきた、
魔法の飲み物なのだ。
お酒のようでもあるようでない、そんなあいまいな飲み物なのだ。
夕方までその物語をおつまみに話はつづいた。
今は友と飲み明かすこともなくなり、家で嗜む程度。
電気ブランは店で飲むものでした。
不思議な飲み物…どんな味なんでしょう?(*^▽^*)
いつも、楽しい集いがあって幸せネ*^^*
お酒が飲めなくても 大丈夫かな?
美味しいものと 大好きな人に囲まれて 幸せですね^^
お話聞いていて面白くて楽しい光景が浮かんできますものね~
素敵な悪友さんたちにエールを\(^o^)/