安倍首相アメリカ議会演説について 3
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- 2015/04/30 06:46:47
まだ高校生だったとき、ラジオから流れてきたキャロル・キングの曲に、私は心を揺さぶられました。「落ち込んだ時、困った時、目を閉じて、私を思って。私は行く。あなたのもとに。たとえそれが、あなたにとっていちばん暗い、そんな夜でも、明るくするために」。2011年3月11日、日本に、いちばん暗い夜がきました。日本の東北地方を、地震と津波、原発の事故が襲ったのです。そして、そのときでした。米軍は、未曾有の規模で救難作戦を展開してくれました。本当にたくさんの米国人の皆さんが、東北の子どもたちに、支援の手を差し伸べてくれました。私たちには、トモダチがいました。被災した人々と、一緒に涙を流してくれた。そしてなにものにもかえられない、大切なものを与えてくれました。――希望、です。米国が世界に与える最良の資産、それは、昔も、今も、将来も、希望であった、希望である、希望でなくてはなりません。米国国民を代表する皆様。私たちの同盟を、「希望の同盟」と呼びましょう。アメリカと日本、力を合わせ、世界をもっとはるかによい場所にしていこうではありませんか。希望の同盟――。一緒でなら、きっとできます。ありがとうございました。
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演説の内容は詰め込みすぎにも見えますが、名文です。
政治的によく配慮され、将来の日米関係について考えられています。
歴史的に重要な文章ですので、全文を読んでいただきたいです。
当然ながら、安倍首相一人でこの演説を書いたと思いません。
スピーチライターのような方がいらっしゃったのでしょう。
優秀な人を側に置き、自由自在に使いこなす、現内閣は優れた組織といえるでしょう。