地獄の黙示録
- カテゴリ：映画
- 2015/04/08 06:46:41
地獄の黙示録３時間２２分もある超大作。
多くの観客は、この映画は長すぎると思うことだろう。
４０分の所でベトナムの基地化された村をアメリカ軍のヘリ部隊が攻撃する。
ここが唯一、迫力のある戦闘シーンで後は主人公の独り言だったり兵士達の焦燥、戦争で疲弊するモラルのない部隊の蛮行が淡々と続く。
M60機関銃の給弾部分に缶詰が取り付けられている。
ベルト給弾では弾自体の重さが原因でベルトが引っ張られるので、スムーズにM60機関銃に入っていかない。
このため連続射撃には助手が必要だったけど、缶詰をくっつける事で給弾がスムーズにいくので、ほとんどのM60が現地で改造されていた。
M60機関銃はとにかく設計が悪く、銃身の交換が極めてやりにくいなど欠陥だらけだった。
しかしベトコンにしてもAK47の予備弾倉を数個持っているだけの貧弱な装備で戦い続けてはいたのだけど。
アメリカの文明社会で生きてきた兵士たちはベトナムのジャングルの蒸し暑さと虫で夜もロクに眠れず、疲労感の中で偵察活動を延々続けたことだろう。
ベトコンの戦闘食は塩の握り飯だけだったそうだけど、彼等は粘り強くトンネルを掘り、戦った。
「逃げる奴は皆ベトコンだ、逃げない奴はよく訓練されたベトコンだ」という台詞を探したけど、これは映画ﾌﾙﾒﾀﾙｼﾞｬｹｯﾄだった。
開戦当初、ベトコンは戦闘ヘリ相手に、どうやって戦うのか分からず逃げ回っていた。
逃げ惑うベトコンをヘリコプターは無慈悲に殺し続けた。
ところが戦争が長引くとベトコンも戦術を駆使し、木に隠れながら断続的に反撃するようになった。
それ以降、戦闘ヘリと言えども一方的にベトコンを虐殺できないようになった。
地獄の黙示録は「ﾌﾟﾗﾄｰﾝ」や「ハンバーガー・ヒル」と比べると地味。
映画グリーン・ベレーにジョージ・タケイ（ニム大尉役）が出てくる。
ジョージ・タケイはスタートレックのヒカル・スールー（ﾐｽﾀｰ･ｶﾄｰ）で有名な役者だけど、スタートレックに出演した役者達は仕事に恵まれなかった。
常に「スタートレックの～役」というイメージが付きまとい、他の作品に出してもらえなかったのだろう。
スタートレックの初期シリーズはケーブルテレビなどで何回も再放送を繰り返し、アメリカのＳＦマニアをすっかり洗脳してしまった。
この強烈なイメージがスタートレックで出演した役者達に付きまとったわけです。
これは小さい弾丸を使った関係で風の影響を受けやすいという弱点のためで、いくら改造しても弾丸が軽いという欠点は変えようが無い。
M16A2から大口径の大きい弾丸に変更したので有効射程は大きく伸びたはずです。
軍用ライフルは元々、トラブルが起きにくいように命中精度は犠牲にしても、堅牢さを重視する設計なので元々狙撃に向いていないのです。
後でM１６では狙撃できないと気づいた漫画の作者はゴルゴに度々ボルトアクションのライフルで狙撃させるようになりました。
ワルサーP38（ルパン三世の愛用銃）コルトパイソン357マグナム（シティーハンターの冴羽寮の
愛用銃）ですか因みにモデルガンも昔は金属製でしたが事件が起きて規制が出来てしまって
一時はモデルガンのカラーリング黄色にしてしまったから価格が大幅に下落したんですよ
今の様に愛好家の集いが無いからただモデルガンの衰退を黙って見てるしか無くてガバメントも姿を
消して行く羽目になったんです。
そう言えばコメント通りゴルゴ13でM16の弱点を着いてゴルゴ13を追い詰めるお話も有りました。
M16ライフルの初期はスッキリしたデザインで格好良い。
マガジンは短く、銃口は未来的な形状。
ところがベトナム戦争で実戦に投入されたM16ライフルはメンテナンスをやっていない上に火薬の成分を変えられた影響で頻繁に作動不良を起こした。
このため現地の部隊からはM１６ライフルは欠陥品じゃないかと苦情が殺到。
上層部は慌てて「ライフルは定期的に整備するよう」に兵士に通達され、弾倉は延長されて30発入るようになった。
ところが限界まで弾を入れると、今度は初弾が作動不良になる事が多かったので、一発減らして装填するのが兵士達の常識になった。
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役者さんって 特定の役のイメージが強くなると良くないって いわれますよね ＞＜