ふるさと
- カテゴリ:30代以上
- 2015/03/22 21:10:35
墓参りを終えて「これから何する?」と聞かれた、
「ぼーっとしたりしていたい」と答えた。
さすがに三時間もぼーっとしていると飽きたので、
散歩でもすることに。
昔とそれほど変わってないように見えた街並みは、
歩いていくうちにいくつかの建物が姿を消していることに気づく。
のどかな田舎の風景、
以前に中通の風変わりな棟のついた建物があったことを思い出す。
当時はすでに廃墟で、朽ちかけた窓が並んでいた。
閉鎖された扉から覗くと、
格納庫のようにがらんどうで床にはガラスの破片が降り積もっていた。
欠けた窓に映る空はセロファンのように青い。
その建物はもうなかった、やはり街は変化している。
当然のことを今更のように確認しながら、なだらかな畦道を歩いた。
散歩はいつも気まぐれだ、路地に入り右に曲がったり左に曲がったり。
そして見えてきたのが古い洋館、四階建て一部三階建の大きな建物。
等間隔に窓があり、どれもほぼ同じ形をしている。
かっては学校かホテルか、そんな風情だ。
門のペンキははがれ、玄関の扉も壊れている。
立ち入り禁止とは書いてなかったので、半開きになっていた門をくぐった。
建物に囲まれてほの暗い庭があり、庭中にはびこる薔薇の蔓。
外壁を蓋うシダのような葉、そして静かに音をたてている噴水。
水は細い糸のように弦を描き、蓮の葉型の平らな水盤にこぼれ落ちていた。
思わず携帯を取り出してカメラに収めようとしたが、
断りもなく写真を撮る訳にもいかず、即興でスケッチしてしまった。
こんな場所でならずーっと、ぼーっとしていられそうな気がした。
モノクロの
スケッチブックに
優しい色鉛筆でカラフルに^^
一色一色に想い出蘇るね^^
私の祖母宅があった田舎なんかまさにそう。
なんとなく寂しさも感じたりしました。
ブラボーさんのような文才があればすてきに表現できるんでしょうか…( ;∀;)
めまぐるしく変わってゆくのに
しばらく離れていたふるさとだと
もっと変わっていそう…
でも変わらないものもたくさnあるはず…
最近は近代的に変化しているのには驚きです。
朽ち果てていくのは、もったいないです。
(((^-^)))ふふふ驚かしてしまいましたねww
おやすみなさいw(((^-^)))ふふふ
その風景なら、1日でもOKな感じ^^
ほんとに、ブラボーさんの風景の描写は、少し前のヨーロッパの
作家さんたちのようで、とてもステキですね^^
桜の花のように、人を幻想の世界に誘い込んでいく*^^*
一瞬で頭の中に細かい情景が浮かんできました。
空気感までリアルに。
いつもありがとう✿˘︶˘✿ ).。.:* ♬*゜