卒業をテーマに
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/03/19 16:31:45
笑われるのが嫌なのでしょうか
嫌がられるのが嫌なのでしょうか
どうして進めないのでしょうか
行き止まりばっかりなんですか
涙だって出ないのでしょうか
嘘ばっかりなのでしょうか
そんなことはないのでしょうか
そんなことであるのでしょうか
君は強がってはいないでしょうか
私の前ではこうしているのではないでしょうか
だからちょっと不器用なのではないでしょうか
それでも私は分からないのです
特別な存在であれることを
その確信を
その話し方を
そのそっぽを向く顔を
恥ずかしそうな俯きを
呆れたような電話の向こうの声を
返事を
他人と変わらないということを
わかっていて
肯定したくないのです
知らん顔して
そっと見つめていたいのです
呆れたふりして
ちいさなうれしさを思い起こしていたいのです
忘れてなんかいないでしょう
知らないことは無いでしょう
絶対に憶えているのに
なぜ知らないふりをするのでしょう
なぜ肯定できないのだろう
なぜ肯定したいのだろう
なぜ否定できないのだろう
なぜ否定したくないのだろう
面子とか
イメージとか
そんなものを全部捨てて
そんなものは全部捨てて
秘密とか
二人とか
そんなものを大切にして
そんなものは大切にして
幸せに生きていたい
幸せに生きていたい
ハッピーエンドなんて
あるのだろうか
消えたいなんて
終わりたいなんて
そんなこと思ってもいないで
そんなこと思ってはいないで
生きたいなんて
ずっと一緒なんて
そんなことを思っている
そんなことを想っている
それでも
今
この気持ちは
揺らいでる
確かな中心を
揺らぐことの無い中心に合わせて
揺らいでる
揺らいでる
純粋でいて
変わらないでいて
どんなものでも
捨てていいから
そのことを
そのことだけを
願いながら
そっと文字のキーを押した
6回目の
10回目の
ボタンの温度は
ボタンの温度は
君とはまったく似ていなかった
なんか、スゴい!何かの才能あるの?!
生きているといろんな思いと想いがありますね。
卒業・・人生の中での卒業は学校の卒業証書授与だけじゃないんですよね。
素敵な大人になっていきましょうね^^