一生ヒラのポジションでお願いします。
- カテゴリ:30代以上
- 2015/02/23 00:32:02
事務員が4名いた、ウチの事務所には。
その4名でも年末の繁忙期は足りないので、1名のド短期バイトを雇った。
その1名が、私である。
12月だけの1ヶ月間契約だったけれども、長期契約になり1月半ばからまた事務員として働き始めたら、4名だった事務員が2名に減っていた。急に2名、辞めたんだって。
さすがに2名とペーペーの私では仕事が回らないうえに、夏の繁忙期に向けて今から仕事を覚えさせなければならない状況に人手不足もええトコっちゅうことで、5名の新人に1名のベテランを導入し8名体制でなんとかすることになった。
ゆぅても通常業務をしながら2名が5名の新人に仕事を教えていくのはキビシイ。
ベテラン1名が事務所に配属されるのは3月半ばから。
そこで急場をしのぐ策として、新人の中で唯一の事務職繁忙期経験者である私が「今日から」というレベルの新人に仕事を教えることになった。私だって正味2ヶ月ほどしか働いてないってのに新人が新人を教える緊急事態である。
「今日の仕事は一応すべて今日教えるんですけど、今日全部覚えるのはどう考えても無理なので、自分がわかるまで何回でも同じことを聞いてください。私もそうしたので」
と言ってみっちり教えたら、一日で辞めちゃった。
前の職場でも私が仕事を教えたひとは辞める率が高かったし、向いてないんだと思う、仕事を教えるの。教える立場の人間として欠けてる何かがあるんだと思う。
「今後さ、MAさんが、簡単な仕事はどんどん新人に振っていって、MAリーダーは優先順位を付けて判断していってくれたらええから…」
「何ですかリーダーて。やめてくださいよ」
「MAリーダーが中心になってやなぁ…はっはっはっは~」
「ジョーダンじゃないっすよ!私だって新人なんですから!」
「はっはっはっは~」
「ほらまたそやって簡単に笑って!」
「ふっふっふっふ~」
「ちょっと~!」
「はははは~」
イヤな予感が…イヤな予感がすごくする。
適材適所でお願いします。
新人として職務を全うさせてください。
「クリームクレンザーなんてないですよ、掃除用の洗剤って2種類しかなくてマイペットかジブっていうヤツだけです」
「ジフね。それがクリームクレンザーです」
クリームクレンザーゆぅたらジフ以外なにがあんねんくらいにおもてるのは私だけなのか?
持って生まれた才能なわけだよ。
感謝せにゃーあかんよ♪