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ドラマ【ウロボロス】

カテゴリ：テレビ
2015/02/08 16:49:21

ウロボロス～この愛こそ、正義。

ＴＢＳ　金曜夜１０時～

【あらすじ】イクオと警官に変装した竜哉は、まほろばの近所にある健康食品輸入会社を訪ねる。そこは、湯浅の元勤務先でもあった。イクオが社長の桂田の相手をしている隙に、竜哉は社長室のパソコンのデータを何とか盗み出すことに成功する。後日、警視庁捜査一課に出向することになったイクオは、ベテランだが素行に問題のある坂東と組み、警察官連続殺人事件を担当することになる。３人の被害者は皆、坂東と同期の警官で、署長や副署長などの要職に就いていた。坂東について境川署に捜査資料を見に行ったイクオは、ダンボール箱から携帯の音がするのに気づき、開けてみるとバラバラ死体が入っていた。

【感想】今回新たにわかったことは、どうやら結子は元警察官であったことと、恐らく結子が拳銃を持ち出す前に、男と口論していたことですね。また、私は湯浅が勤めていた会社は、まほろはの跡地に建ったものと勘違いしていましたが、まほろばの建物はそのまま残されており、会社は近所にあったみたいですね。しかもまほろばが出来た頃に会社も設立されたとか。その会社の関連会社はほとんど幽霊企業で、警視庁警備局のＯＢの天下り先となっているのと、その近所の施設職員が元警察官だったことは、何か関係があるのでしょうか？というか、結子はそもそも警官を辞めていたのか？警官のまま、潜入捜査をしていたということも考えられますよね。ただ、出来たばかりの施設が対象とも思えないし、とすると会社の方を調べていたのか？しかしそれではほとんど捜査にはなりませんよね。ということはやはり、潜入捜査ではなかったのか？そして拳銃の意味は…？事件の様相が見えてきたように思いましたが、細かいことを考えるとまだまだ謎は尽きませんね。
それと、今回ちょっと気になったことは、イクオの出向について美月がパパに苦情を言いに電話しましたよね。そこでパパは「またすぐにコンビを組める」みたいなことを言っていました。あの意味が気になるんですよね。普通に考えれば、出向はすぐに終わってイクオは新宿第二署に帰れるという意味に聞こえますが、結果的には、イクオとコンビを組んでいた坂東がケガで入院して、美月は警視庁でイクオと再びコンビを組むことになりました。美月パパはそれを想定していたのかも？つまり、坂東が何らかの形でリタイアするのを、想定していたということですよね。今回の犯人・室田は、何者かから送られてきた父親が左遷された時の資料を見て、犯行を計画したということでしたが、誰が何のために、そんにものを室田に送ったのか…。ここでもう１つ気になったのは、室田が逮捕された後、美月パパが出てきて、「警察は自分が変える」みたいなことを言っていたことです。彼は警務部主席監察官で、いわば警官が対象の警官です。今回殺された警官たちは、昔違法捜査をしてその責任を室田の父にすべて押し付けたという過去があります。美月パパは、まさかとは思いますが、それが許せなかったため、室田に資料を送り付け、犯行を示唆するようなマネをしたとか…？いやいや、それはさすがに考えすぎでしょうか。ただ、そう仮定すると、まほろばでの結子射殺事件の犯人グループとは、真っ向から対立する立場にある人物と言えます。美月パパは以前からイクオの資料を気にかけるなど、怪しい素振りがありましたが、もしこれが、まほろば事件の真相を暴こうとしているなら、納得できるのですが…。そして更に言うと、彼の属する警務課は、警備局には入ってないんですよね…。いやいや、まだわかりませんよ。もし上記の推測から、美月パパがまほろば事件の犯人グループと敵対していたとしても、室田に犯行を示唆するような、犯罪助長行為をしています。まったくの善人というわけではありませんから、油断はできません。
そして、やっぱりというか何というか、また竜哉が死体を発見してしまいましたｗ今度は例の会社の社長。やはり、口封じのため、湯浅を殺した忍足に殺されてしまったのでしょうか。ちなみに、イクオが科捜研に写真の復元を頼みに行った時、隣の部屋に忍足がいましたねｗ偶然なのか、それともイクオを張っていたのかはわかりませんが。