マイナス饅頭
- カテゴリ:30代以上
- 2015/02/07 00:42:20
食卓にお土産物と思われる饅頭が6個、置いてあった。
お茶が練り込まれた新緑色の皮から黒いこしあんが透けている薄皮饅頭である。
次の日もまた次の日も、食卓に6個の饅頭が置いたままなのを見かねて息子が言った。
「これ、一個食べてみたら?ボクも食べるから」
「お茶が練り込まれた食べ物ってキライやねん、茶蕎麦とかさ抹茶パンとかさ。あんこもキライだし。私にとって食べたい要素が何もない饅頭やソレ」
「ボクもどっちもキライやけどさぁ…マイナスとマイナスを足したらプラスになるわけやん?もしかすると、お互いがお互いのキライな味を消し合って、おいしい饅頭に変化してるかもしれへんやん?」
「そんな化学反応がこの饅頭に起こってるとは思えへんけどなぁ…」
息子はマイナスの合体により饅頭がプラスになっていることを信じて食べた。
「で?どう?」
「アカンな。お互いのマズさを引き立て合って喰えたもんじゃない饅頭になっとる」
キライにキライを上乗せしたマイナス感たっぷりの饅頭を食べる罰ゲームとなってしまったことがまことに遺憾でございましたね。
そうかっ名物にうまいもんないのかっ
いいや、チキン南蛮はウマいぞ!絶対にウマいぞ!
嗚呼でも名物冷汁は激マズだわ…
ウマいところで食べないと冷汁は食べれたもんちゃう食べ物だわ!
>としさん
そうなの?マイナスとマイナスは足してもマイナスなの?
じゃぁ食べるまでもなくマイナスだったってこと?
はぁ…計算が出来なかったばっかりに…
ま・私じゃないからええけど☆
申し上げにくいのですが・・・
マイナスとマイナス足しても・・・マイナスなんですけどもーーーっっ残念っっっ
足したらあかーーーーんっっ
掛けるとプラスになるけどもーーーーっっ^^
罰ゲームだけどね。
ご子息のポジティブシンキングを見習わせて下さい(*´▽`*)ノ