蛋白石
- カテゴリ:30代以上
- 2015/01/26 22:31:33
石を見ると思いだす、懐かしい場所がある。
蛋白石・オパールと読めばどんな石か察しがつくでしょう。
東京も広く、昔は田舎みたいな場所がいくらかありました。
凌霄花の咲く庭を持つ悪友の家はスカラ座通りにある、
街で由一ひとつだけあった映画館の名前がついていた。
スカラ座は通りのはずれにあり、
蛋白石の丸天蓋をした数少ない劇場だった。
幼い頃スカラ座通りは街灯も少なく、
夜空を見上げると群青の空の下だった。
その夜空は奇妙に煌く風景に見えたものです。
子供心にポール・デルヴォーの絵にあたる澄明で凍てついた静けさに、
舗道は寒水石 (白色、暗灰色の大理石) の白さ、
今でもそんな風景を想像してしまう場所。
柔らかく傷付きやすい石、光にも弱い
違ったかな
伯母の家が永代橋の近くに
今は昔と異風景です。
昔友人から新婚旅行のお土産にネックレを貰いました。
七色に輝く綺麗な石です。
蛋白色だけのものがあるんだね。柔らかな光が綺麗(´ω`*)
映画館に行きたくなったな・・
スカラ座・・・・か。
懐かしい想い出を思い出した・・・よ。
その自由の使い方では 小さな掌が 幸せだったかもしれない
そう 思う時が 来るかもしれない