Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


流れに


また眠れなかった そんな夜には
あなたのことばかりを想う
まだ幸せだった二人の時代
それが歴史と言う過去になって
心の中に残っている


足あと 一つ一つが
時を刻んでいた
そんなことすら思わなかっあた
過ぎて行く空気のなかで
もう自然のものだったはず


失ったあの時を辿ろうとしても
それはもう高い壁となって
私の前に立ちはだかる
でも もうあの時はいらない
ただあなたが欲しいだけ


手のひらをじっと見つめて
あなたのぬくもりを思い出して
どこに行けと言うのだろう
まだ下を向いたままで
足さえ動かないこの私に


明日などあるのだろうか
分からない 今は
重い鎖をまとったように
あなたから離れられなくて
追いかけようとする私の影


でも 追いつけないのだろう
流れに乗った時の中で
あなたは漂って行ってしまったのだから
もう同じ船には乗れない
分水嶺で離れた 私の船と


明日などあるのだろうか
分からないけれど
また漂って行く私の船にも
合流点があるのだろう
そう信じたいけれど


もう少しあなたのことを想いたい
たとえ背中を向けたとしても
たとえそこから離れて行くとしても
流れて行くしかない今だから
小さくなるあなたに 手を振るだけの私でも

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2015/01/29 11:43
ありがとう^^



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