Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


風花


こんな寒い日に
街ゆく人を眺める
あなたの好きだったアールグレイの香り
でも今日はダージリン


あなたは今どうしているのかしら
誰と紅茶をくゆらしているのかしら
それとも遠いどこかで
一人で物思っているのかしら


紅茶の香りが違う
こんな些細なことが
二人をわけていったのか
小さなひびが大きくなって


「そんなことは知らないよ」と
いじわるな声が聞こえる
でも愛していたのに
愛されていると思ったのに


風花が街に舞う
それに驚く街の人たち
私の心にも北風が吹いて
あなたへの思いを凍らせていく


さよならも言えなくて
別れていった私達だけれど
それが今は辛すぎて
言葉ばかりが宙に浮く


忘れなきゃいけない
前を向かなきゃいけない
でも もう少し
ここにいさせて


コートで深く包んで
熱い紅茶で暖めて
やがて風もぬるくなったころ
溶けるのだろうか 私の心も

アバター
2015/01/20 14:02
どうしたの?
アバター
2015/01/20 12:43
こんにちはです。
ご無沙汰しております。
紅茶とお2人の気持ちがよい対比です。

私はトワイニングの黒いパッケージのが好きです。





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