「カリ城」よりも。(偏見アリ)
- カテゴリ:日記
- 2015/01/16 19:30:39
ミーは「ルパンVS複製人間」が好きざんスねぇ。
確かにミーも「カリ城」は名作とは思うのよ。
たぶんねぇ、最初に観たルパン映画が「カリ城」だったら、ベスト1に選んだんだろうけど。
でもね、「ルパンVS複製人間」を観た後に「カリ城」を観たので「・・・何か違う!」と感じたのよ。
ミーが「ルパンVS複製人間」を初めて視聴したのは、世を忍ぶ仮の小学3年生だったと思うざんス。
ミーが住んでた地域では、この作品の放送時刻が土曜の深夜11:55だったかな?
当時、民放が2局しかなかったので、こんな時間帯に映画の放送があったのよね。
その頃は「緑ジャケ」のルパンは観たこと無いし(ミーの地域で放送があったかどうかも知らんけど)、「赤ジャケ」のルパンがミーが知ってるルパン。
つまり、「クールな緑ジャケ」は未見(当時)のまま「コミカルな赤ジャケ」がミーの中での「ルパンのイメージ」だったんざんスよ。
んで、1人で夜更しして観た「ルパンVS複製人間」は、すごく「大人の感じ」がしたのよね。好感度高し。(月曜ロードショーで007作品とかを観てた影響?)
もちろん、そんな時間帯にルパンの映画を観た友人は皆無。話をしても「?」と通じない。
それから数年経過して「カリ城」を観たのだが、周りが「いいねぇ~」言う中で唯一、
「・・・いや、前作の方が良かった!」
と断言して反感を買ったのを今でも根に持ってるざんスよ。(まぁまぁまぁ)
「誰かの為に頑張るルパン」より『自分の為に走り続けるルパン』の方がミーの感性に合ってるのよ。(正しいとかは別にして)
そしてなによりも「ルパンVS複製人間」が素晴らしいのは、『ルパン音頭』の破壊力。
眠たい目をこすりつつ観てたミーは、ドラマ「フルハウス」のミシェルのごとく
「だあぁ~ぁ~」
と口あんぐり状態。(この脱力感が伝わってるかしら?)
今思うと、我ながら「ませた小学生だった」と思うざんスよ。
海外ドラマ「チャーリーズエンジェル」を観て「美人でカッコイイおねいさん(意図的に間違った表記をしてます)いいねぇ~w」なんて世を忍ぶ仮の 小学1年生だったし。(放送がミーの地域では日曜の午後10:30だったので、周りで観てる奴がいなかった。例のごとく、誰とも話が通じないw)
・・・あ、脱線w
残念ながら、「ルパンVS複製人間」>「カリ城」に同意する人はミーの周りにはいないざんス。
皆の衆、どーよ?
おそらく、TV初放送時はノーカットだったと思うざんス。(うろ覚え)
たしかに、あの話の流れの最後に「ルパン音頭」って締め方は常軌を逸してるざんスよねw
同様に「バビロンの黄金伝説」における河合奈保子の「吹き替え」は、まさに作品を「マンハッタン・ジョーク」にするほどの破壊力だったざんスねぇ。(なにかの映画の同時上映で観たのよ)
営業か社長の意向で ルパン音頭 を使うことになったので監督が怒り出したそうです。
このゴリ押しで映画の世界観が破壊された
昔 映画館でリバイバル上映していたのだけどテレビ放送では時間の都合で何でもカットしてしまう。
アジトに逃げるために延々、砂漠を歩くシーンはマモーとルパンの力の差を見せ付けるような割と重要なシーンなのだけど、テレビ放送では必ずカットされる。