ことしも年越し蕎麦大戦。
- カテゴリ:日記
- 2014/12/31 07:19:18
ここ20年来、年越蕎麦は「もり」で固定しとります。
煮炊きで忙しい台所で女どもがカッカとして活動しとるから、
夕方クールダウンするのにちょうどよいのですな。
更科系の蕎麦屋さんで朝打ったのをつゆと共に購入、天麩羅は別の店から。
さてさてさて、茹で加減が問題です。
蕎麦屋さんは1分とおっしゃるが、それは火力の強いコンロで大鍋使う場合の話。
寸胴に湯を沸かすのも面倒だから、煮しめを作る中くらいの鍋を使う。
グラグラ沸騰した中に蕎麦を入れると、あっという間に湯温が下がる。
この時点から1分では、再沸騰もおぼつかない。
再沸騰してから50秒というのが私のスタンダード。
だが家人は55秒を好む。娘は45秒の固めに固執、年寄りは1分以上。
5秒違うとかなり食感が違うので、イニシアチブを握らねばならぬ。
鍋担当重役になれば秒数のコントロールは可能だが、
ザルにあげて水洗いし、テーブルに供する仕事も担当せねばならぬ。
そうすると……待ち構えているヤツらに食われてしまう。座るころには消えている。
ヤツらが茹で担当なら食うことに専念できますが、
この場合は自分好みの茹で加減に仕上がっていない。
あちらを立てればこちらが立たず。人生とはままならぬものです。
茹ですぎだ、固すぎる、このアナゴは今一つ、蕎麦湯くれ、長ネギが足りぬ……
などとやりながら年が暮れていくのです。
今年は全員生き延びた。来年も揃う保証はない。まあ良い、生きてるうちに喧嘩しよう。
温かいおつゆでいただくお蕎麦、美味しいですよね。
ある有名店で、鴨肉の入ったつけ汁でいただいたことがありますが、絶品でした。
人参なのが面白いですね、鶏(鴨)と葱だとカモネギになるから、縁起をかついだのかしら?
我が家はお雑煮も変ですが年越しそばも変ですw
蕎麦は盛り蕎麦ですがつけ汁が変わってます。
これも父方の祖母の味で何故こうなったかは?なのですが。
温かいつけ汁に大量の千切り人参と細かい鶏もも肉。
蕎麦と一緒に人参らをすすりこみます。
本当にルーツが不明です^_^;