簡単にいえば若いコにダマされた話だ
- カテゴリ:日記
- 2014/12/30 19:13:21
彼女の言い分としては、ぼくは思い込みが激しくて、勝手にカノジョになってほしいと望んだ、となるだろうと思う。
けれど、それまでに彼女と交わした言葉からは、ぼくを受け入れていると思わずにいられなかった。
9月に二人で横浜デートして以来、休日に会うことができずにいたけれど、11/30は都合が合うからと約束し、同じころ12/24は二人で食事をしましょう、と決めたのが10月の半ば。
11月の初めになって、11/30はお金がないことに気づいて行けなくなったごめんなさい、と連絡があり、続けて、12/24も家族でパーティーするので、こちらも取り消させてください、ときた。
その時点で、ぼくは彼女が向かいの席の男に接近したことを直感した。
同じ作業をやっている彼女たちは、毎日、肩を並べて帰っていく。
そして、男のほうは日中にスマホを覗いてはニヤける場面を多く見かけるようになっていた。
いっぽうで、ぼくと彼女はLINEでつながっていて、毎朝そして帰宅してから、彼女にメッセージを送っていた。
職場での彼女は、だんだん元気がなくなり、声のトーンが小さくなっていった。
その様子をみてぼくは、「向かいの男」とは距離が近づいていると思った。
そこで、12/1に、年末の計画は予定どおりでよいかと聞いてみた。
29日は二人で食事をする約束があり、その翌日は終日ぼくと過ごすことになっていた。
なぜ、その日に聞いたのか。
前日の11/30は彼女が約束を違えた日である。
どう過ごしているのか、なにをしているか、と聞いてきてもよいだろうと、ぼくは考えたからだ、「お金がないから」が本当の理由なら。
そして、彼女のその言葉を、ぼくは疑いながらも、信じたいと思っていた。
が、けっきょく彼女からはなにも連絡はなかった、当日も翌日も。
だから、年末の予定は、やはり取りやめで、じつは「向かいの男」とつきあっているんです、と回答があるのではないかとぼくは予想した。
けれど彼女は、予定どおりです、と回答してきた。
それで、ぼくは判らなくなった。
そして、少しでも彼女を疑ったことを申し訳ないと思った。
だから、ぼくが彼女のために用意していた計画を実行することにした。
それは、彼女が出場する12/14の奈良マラソンに、ぼくが観に行くことである。
彼女の住まいは都内、ぼくは川崎市内に住んでいる。
川崎から奈良を往復するのは、かなりの労力が必要である、時間も費用も、体力も。
だから、彼女には聞いてみた、ぼくがコースのどこかでキミを待っていたら嬉しいものか、と。
彼女の答は、すごく嬉しいです、ただ、家族も応援に来ているから奈良で一緒の時間を過ごすことはできません、であった。
その回答を、ぼくはもはや疑うことができなかった。
前日、夜まで、ぼくには仕事があったので、23時すぎに新宿を出発する夜行バスに乗り、奈良駅に6:30ごろ到着して、スタート地点の競技場へ向かった。
もちろん、彼女にはぼくが駅に到着したことも競技場に向かうことも伝えた。
が、彼女は、どこに居れば会えるとは返してこなかった。
それでも、彼女を疑うことをぼくはしなかった。
準備が忙しいだろうし、家族との時間も大切だろうと思った。
ただ、メッセージは送った、奈良のゴールの次に目指すものはなんだ?と。
彼女の返信には、それは解っているかもしれない、と書いてあった。
それを見たぼくは、次に目指すのが、ぼくであってほしい、そう思った。
スタート前に彼女に会わなかったぼくは、彼女の服装がわからずにいたし、折り返し点に先回りしても、彼女が通過したことに気づかなかった。
彼女も、ぼくの姿を見て足を止めなかった。
37.5km地点。
以前に、いちばん苦しいところ、と聞いていた場所を、ぼくは最後のポイントに据えた。
次々とランナーが駆け抜けていく中、ぼくは彼女だけを待った。
そして見つけ出した、参加者14,000人の中から、ただ一人の彼女を。
ぼくは、もう少しだ、と言い、彼女は、本当に来たんだね、とだけ言い、水を含んだ後、走り去った。
彼女を見送ってから電車に乗ってゴール地点に向かっても、ゴールの瞬間には間に合わないことは、前日にシミュレーションして解っていた。
けれど、ぼくは行った。
彼女に会いたかった。
なにを言おうか考えてなかった。
ただ、会いたかった。
が、彼女は待っていなかった。
すごく寒かったから、そのときはそう考えていたし、ぼくも寒かった。
もうホテルに戻ってきちゃいました、とのメッセージを見たときには、ぼくも近鉄奈良駅に着く直前だった。
かなり強行したけど、失敗もあってそれなりに楽しかったな、そんな思いが残った。
ぼくが家に戻ってきたのは19時半ごろだった。
着くなり、ぼくが撮った画像をデジカメからスマホに移して送信した。
すると、彼女からすぐに反応があった、もう帰ってきてます、と。
翌朝、日課のようになっているメッセージ送信をした。
昨日はおつかれさま、カラダはだいじょうぶ?仕事がんばってね
そんな内容である。
ありがとう、くらいの短い返信に対して、ぼくは、反省会をやりたい、と送った。
ぼくがなぜスタート前に彼女をつかまえなかったのか、どの地点で彼女の服装を識別したのか、どうして折り返し点では見つけられなかったのか。
彼女からの回答はなかったけれど、疲れが残っているのだろうと思った。
12/16、また、ぼくは彼女を疑いはじめた。
朝に送ったメッセージにまったく回答をしてこなかったからである。
日中は、「向かいの男」と話している声がなんども聞こえた。
彼女はすごく通る声の持ち主である。
他の人物が、奈良は...と発言したのも聞こえた。
彼女は疲れた、としか答えなかったのも聞こえた。
夜になっても、その日彼女はメッセージを送ってくることなく、ぼくは思った。
やはり、彼女の気持ちはぼくに向いていないことを。
そして、気づいた。
家族と同行している彼女は、ぼくと同等の速度で移動できるはずがないのに、なぜ奈良からの帰宅時間が同じくらいなんだ?
つまり、奈良には家族では行っていなかったのであろう。
そう思ってしまうと、今まで彼女が伝えてきた言い訳の数々が、やはり、すべて嘘だったのだと思うようになった。
年末の予定は取りやめとさせてください、と送った。
続けざまに、もうキミを追いかけるのをやめる、LINEの友だちもやめる、と送った。
彼女は、ぼくの気持ちがわからなかった、と返信し、仲のよい友だちでいてほしい、と返してきたが、ぼくは即座に、無理だ、と返した。
ついに、彼女は「向かいの男」の名前を出さなかった。
ぼくはなぜか、できる限り静かに去ろうと思った。
「向かいの男」に負けたことを認めたくなかったのか、嘘をついた彼女を責めてはいけないと思ったのか、今までに投げかけた言葉が無駄になったからか、おそらくそのすべてだ。
12/17になって、キミを許さない、と送り、
12/18に用意してあったクリスマスプレゼントを押し付けて、
それ以後、彼女との接触をいっさい断った、職場では、ぼくの席から3mほどしか離れていないのに。
彼女の話し声は、相変わらず聞こえてくる、聞かないようにしても。
彼女に言いたかった言葉が繰り返し頭の中を駆け巡る。
それを伝えたところで事態はなにも変わらない。
12/17以来ぼくは物をあまり食べていない。
ぼくが食べるのは、彼女のためだったと、思い知らされる。






























ブログ読ませて頂きました。
彼女は、あなたもキープしときたかった
傲慢な性格の持ち主です
貴方の気持ち、何ひとつ考えて無かったのでは?
貴方の人生のために、早く区切りをつけれて、良かったです。
早く、自分のために、
美味しい食事ができることを
お祈りしています。
ブログ覗いてごめんなさいm(_ _)m