今年2014の旅行(8)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2014/12/15 18:41:13
9月に行ったブータン旅行ももう年末になろうとしています。
本年中に旅行記を書き上げようと少し頑張りました。
今回で最終回です。
8.ブータン旅行7(パロのホテル以後)
ホテルに着きすぐに焼き石風呂に行くことになる。
これは焼いた石を水に入れその熱でお湯にするものである。
石のミネラルが水に溶けて温泉効果があるとの事だった。
その効果ためかどうかわからないがお湯の色は褐色だった。
お風呂から出た時、それほど高い温度ではなかったが、温まった様な気がした。
風呂を出て今度はブータンの民族衣装を着ることになった。
男性は「ゴ」女性は「キラ」ブータンでは正装である。
ホテルなど以外ではガイドさんは常時着用していた。
ホテルの職員が持って来たのは、樟脳のプンプンする格子縞の衣装だった。
立った状態でガイドさんに着付けされるのを身を任せて着せてもらった。
帯の所はかなりきつく巻きつけられた。
ガイドさんは暑いとき上半身だけ脱いだ状態になったが、その後戻っても
着乱れなかったのが理解できた。
腕はかなり長く内側の肌着?とともに肘のあたりまでめくり上げる。
フトコロの部分はかなり余裕を取り、ポケットがないのでそこに
いろいろなものを入れることができる。
その余裕をとるためすその部分は足の膝の所まで持ち上げる。
すねが出てしまうのでハイソックスをはいている。
後ろはスカートの様にタックを取り足の動きが楽になるようになっている。
ワイフは「キラ」を着た。ホテルの女性担当者に着せてもらっていた。
写真を撮り、着替えてから部屋で少し休む。
そのうち夕食になる。
お風呂の後だったのでビールにした。
夕食はまず卵スープ、後は写真を撮っていないので今までとそれほど変化なかった。
ここで、ホテルの人やガイドさんと話ができた。
ホテルの人も多少日本語ができる人でジェスチャーと片言で何とか意思疎通ができた。
このホテルは出来て数か月の新しいホテルで、途中の上ってくる道路がまだ舗装して
いないこと、日本には消せるボールペンがありそれが欲しい等と言っていた。
さすがにブータンでは日本に関係するNHKなどのTV放送はやっていなかった。
よく分からないが英語の放送を流していた。
CH内容はティンプーとは別の放送だった。また、まだブラウン管のTVだった。
朝食は、前日と同じような感じだった。
玉子焼きは注文でスクランブルエッグにしてもらった。
8:20にホテルを出発した。山を下り、パロの街を通り抜け飛行場へ行く。
出発は10:50(予定)で2時間以上時間があった。
我々が乗る飛行機の前に1便あった。待合室にはこれに乗る乗客でいっぱいだったが、
これが出るともう10人以下になってしまった。
出国の待合室にもブータンの歴代王様の写真があった。
待合室にお土産物屋が2軒在ったが織物を用いたもので目ぼしいものはなかった。
正面のドアには各国の旅行会社が貼ったと思われるステッカーが貼り付けてあった。
我々が乗る飛行機の出発は10:30だった。予定より20分も早い。
乗客も10人位でもう乗らないと判断したのだと思う。
上昇する飛行機の窓から見ると本当にブータンは山に囲まれた国だとわかる。
しばらく1時間位飛ぶと下降し始め何故か見たような景色が見えてきた。
それは去年見たインドのアパートの街並みの様である。
バンコクに着くにはまだ早すぎる。
行きに見た飛行機内にあった新聞に書かれていたが、インド経由バンコク行きで飛ぶ
飛行機らしかった。ブータンから南に位置するインドのコルカタらしい。
ここには11:30に着いて、我々の席の後ろに乗っていた数人が下り、かなりの客が
乗り込んできてほぼ満席になった。
コルカタは12:05発だった。
出発時にCAが目の前で非常時の酸素マスク等の説明を行った。
ブータンエアラインなので顔立ちからもブータンの女性たと思われる。
しばらくすると昼食が出てきた。インド経由でインドのスパイスが効いた料理だった。
そしてバンコクに着いたのは現地時間で15:30頃だった。
バンコクでは22:45発の羽田行に乗るのに時間が有り余っていた。
行きと同じように荷物を受け取り出国検査一度空港の外に出た。
バンコクの出国カウンターで通行人を見ながらや、特に何も買わないが免税店を見て
時間を潰した。
出発時間になり搭乗する。夜のためすぐに消灯される。
早めの点灯後、おしぼりや水分補給がある。5:30頃朝食となる。
朝の富士山を見ながら朝食をする。
日本人はやはりこの富士山を見ると日本に帰って来たと思うし何か安心する。
6:45頃に羽田に到着。いつもの入国検査。そして電車で帰ってきた。
http://bluemarine.cocolog-nifty.com/kaidouken/2014/12/post-7559.html
おわり
☆これからブータン旅行をしてみようかと考えている方へ
以下の「ブータン政府観光局」
www.travel-to-bhutan.jp
までアクセスしてみてください。
参考になる情報がいろいろ載っています。
『追加』
ちょっとした好奇心と日程の都合からブータンを選定した今回の旅行だったが、
今回の旅行で初めての《経験》がいろいろあった。
①未知の国ブータンへの初立ち入り。
②ブータンエアラインに乗るため時間がないのに空港の外に出て必死な乗換を経験した。
③ブータンのパロにて早く到着しすぎてガイドさんに会えなかった経験をした。
=ブータンエアラインの時間のズサンサが影響した。
④ブータンの生活
・唐辛子中心の生活:これほど唐辛子を食べているとは思わなかった。
・国民総幸福量(GNH:Gross Nationai Happiness)のブータン哲学
=国王の考えでGDPでなくGNHで国の発展を測っている
人口や自然の管理、お年寄りの生活など、実際にブータンの人に接してみて
なんとなく分った気がする。
・ガイドが付いての独自の観光の方法であるが観光地などまだ十分とは言えない。
⑤ブータン大乗仏教の考え方。
・殺生を嫌い川での釣りも行っていなかった。
・生物の命に関する食品は国外で殺した肉などを輸入している。
・動物を殺さないため道路などに野良犬や野良牛が多かった。
・良い事悪い事を白玉と黒玉とし、悪い事をすると黒が増え黒玉が多いと
地獄に行くという考え方。
⑥帰りのブータンエアラインの飛行機は違う国に途中下車する飛行機だった。
⑦トランクケースの車輪のホイルキャップ損失で旅行保険を使った。
=羽田に到着時にホイルキャップが無くなっている事が分り羽田の案内係に
問合せて書類を作成し、帰宅後保険会社に提出しトランクを修理してもらった。
帰ってきたトランクを見ると1か所の車輪が新しくなっていた。
本当の終わり
ブータン、なかなか興味深い国ですね。
人口少ないから、ゆったりした感じの国のようですね。
しばらく滞在してみたいです、ブータン。
時間的にゆったりでもないのに、頑張って出かけてらっしゃる。
カメラも重たい一眼レフでしょうに、、、。
がんばりますねぇ!
私も刺激を受けました。
これからも、無理をせずに、旅行を楽しんでください。
今、何ぞ計画があるのかなぁ、、?
私は、8月に同期生が、車で北海道へ帰省しますので、便乗する予定です。
ブータンは、まだ行ったことがありません。
たいへん興味深く拝見いたしました。
ありがとうございます。
丁度限られた期間で行ける旅行が目についたので、思い切ってブータンにしました。
唐辛子はチーズを絡めて辛さをマイルドにして食べています。
私が感じたのは「自分が殺さない」を守って生活している気がします。
街には肉屋や魚屋が見られなかったです。
ブータンの国王夫妻が来日したこともあり、ちょっと身近な国に感じられるようになったブータンですが
観光で訪れるには、まだまだかなりの勇気が要るように思います。
唐辛子を多用する食生活のようですが、「舌がおかしくなっちゃわないのかな~」と、ちょっと心配に
なりましたw
また、「殺生を嫌う」ようですが、自分が殺さなければいいってことですかね?他の国から輸入して食べて
るってところが、ちょっとな・・・・。
「キラ」はCAの写真にほぼ近いです。
ただ矢沢永吉さんのマフラーの様なものを首にかけます。
スパイスの効いた料理でインドを思い浮かべますが、金額にもよりますがインドのレストランより機内食の方が私にはあっていたような気がします。
仏教の教えによりブータンは悪い事をする人がいないのかと思うような所でした。
人口が少ないのかもしれませんがブータンには交通信号機がなかったし、、、、
でもガイドさんはフトコロのごみを道路に捨てていました。
「土に戻るのはこうしていいのです」と言い訳を言ってました。
民族衣装大好きなのでキラ着てみたいな~
機内食は航空会社やその飛行機が向かう国によって違うから面白いですね。
3つの中から選べるときもあって、迷っちゃいます。スパイスの効いた料理スキ♡
大乗仏教の教えが忠実に守られていることには興味深々です。